火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

TEGAの様子

2008-06-26 23:36:58 | Phoenix
08.06.25 sol30
といっても日本時間では26日ですが、一番目のサンプル分析の結果は現在、解析中とのことです。NASAのサイトでも出てましたが、「スペースサイト!」さんでも教えていただきました。有難うございます。
「スペースサイト!」さんは、下記です。
http://spacesite.biz/index.htm

NASAは、下記です。
http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/main/index.html

どうやらオーブンの扉の開き方に若干問題ありとのことですが、半開きでもRAの動きがよいため、対応に問題ないようです。

TEGAから期待できる情報は、以下の通りです。
1.水の起源の手掛りのための調査
  <水の氷の存在確認>
  <氷、有機物、塩と他のミネラルの関連をみる>
2.過去に液体の水があった証拠を探す
  <炭酸塩の測定>
  <水素、炭素と酸素の同位体比測定>
  <堆積層の存在の確認>
3.生命のためのエネルギー源となる可能性のあるものを発見する
  <湿度測定>
  <生命存在を助ける要素があるか測定>
  <有機物総量の測定>
4.火星の土が生命に適するかどうかの決定
  <有機物の濃度と地表からの深さの関係>
  <生命の存在可能性の証拠となる炭素同位体比の決定>

一番目のサンプルの結果が待ち遠しいですね。待ちましょう!
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サンプルWCLへ投入

2008-06-26 23:23:56 | Phoenix
08.06.25 sol30
WCLでの分析には2日以上掛かるようです。期待される情報としては、以下の通りです。
1.水の起源の手掛りのための調査
  <氷、有機物、塩と他のミネラルの関連をみる>
2.過去に液体の水があった証拠を探す
  <酸性度、アルカリ度等土壌化学的測定>
  <堆積層の存在の確認>
3.生命のためのエネルギー源となる可能性のあるものを発見する
  <生命存在を助ける要素があるか測定>
  <化学エネルギーがあるか測定>
4.火星の土が生命に適するかどうかの決定
  <酸化物質の総量の決定>

とにかく4つのサンプルしか分析できないのですから、ここはじっくり火星の土を味わってほしいものです。
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