火星通信#366がアップされました。
「今回は、最接近が近付いてきたので16 December (λ=024°Ls) から31 December (λ=032°Ls)の12月後半の期間を対象にする。」とのことです。
いよいよ火星の小接近が近づいてきましたね。
現状は、以下の通りです。
「δも11.2ʺから12.7ʺまで大きくなった。季節は北極雲が霧散し北極冠が縮小を始める頃に当たる。中央緯度φは19°Nの儘で安定している。位相角ιも30°から22°と縮まり、円くなってきた。但し視赤緯Dは再び上昇気味で17°N後半から18.6°Nまで高くなってきた。今回は二週間の観測のため、ヨーロッパではマレ・アキダリウム中心、アメリカではソリス・ラクス夕方といったところ、日本ではエリュシウム辺りであった。」とのことです。
詳細は、下記にて
http://www.hida.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn5/CMO366.pdf
北極冠の溶解期には、黄塵が発生するようですが12月21日の「エド・グラフトン(EGf)氏のω=168°W、ビル・フラナガン(WFl)氏のω=172°W、177°Wの画像では、Ω=170°W辺りの北極冠の端っこに黄塵が立ち、可成り内部に入り込んでいるのが分かる。」とのことです。
実際に、下記の画像を見ても素人には今一分かり辛いのですが・・・。
http://www.hida.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2009/f_image.html
黄塵については、火星通信の南政次氏の記載がありましたので下記に
http://www.union.sci.kyoto-u.ac.jp/icho/smars2.html
それにしても、火星の黄塵(砂嵐)から核の冬の問題提起がされたというのは面白いですね。
暖冬の筈がかなり冷え込んできてますので、火星通信の皆さま健康に気を付けて頑張ってください。
「今回は、最接近が近付いてきたので16 December (λ=024°Ls) から31 December (λ=032°Ls)の12月後半の期間を対象にする。」とのことです。
いよいよ火星の小接近が近づいてきましたね。
現状は、以下の通りです。
「δも11.2ʺから12.7ʺまで大きくなった。季節は北極雲が霧散し北極冠が縮小を始める頃に当たる。中央緯度φは19°Nの儘で安定している。位相角ιも30°から22°と縮まり、円くなってきた。但し視赤緯Dは再び上昇気味で17°N後半から18.6°Nまで高くなってきた。今回は二週間の観測のため、ヨーロッパではマレ・アキダリウム中心、アメリカではソリス・ラクス夕方といったところ、日本ではエリュシウム辺りであった。」とのことです。
詳細は、下記にて
http://www.hida.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn5/CMO366.pdf
北極冠の溶解期には、黄塵が発生するようですが12月21日の「エド・グラフトン(EGf)氏のω=168°W、ビル・フラナガン(WFl)氏のω=172°W、177°Wの画像では、Ω=170°W辺りの北極冠の端っこに黄塵が立ち、可成り内部に入り込んでいるのが分かる。」とのことです。
実際に、下記の画像を見ても素人には今一分かり辛いのですが・・・。
http://www.hida.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2009/f_image.html
黄塵については、火星通信の南政次氏の記載がありましたので下記に
http://www.union.sci.kyoto-u.ac.jp/icho/smars2.html
それにしても、火星の黄塵(砂嵐)から核の冬の問題提起がされたというのは面白いですね。
暖冬の筈がかなり冷え込んできてますので、火星通信の皆さま健康に気を付けて頑張ってください。