火星への道

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液体の水!塩辛いけど

2011-08-05 05:48:09 | MRO
MROによる新発見がNASAからEDTで4日の午後2時(日本時間5日午前3時)に発表されました。
事務局も早めに寝てみる予定でしたが、起きれませんでした。
8月4日のMarsTodayに載っていますので、とりあえず簡単にお知らせします。
火星の低緯度で暖かい季節にいくつかの傾斜面で液体の水(塩水ではないかということ)が流れた証拠を確認したとのことです。
火星の表面には、気体の水しか存在できない環境なので、塩類が溶け込んだ水であれば、氷点が下げられ液体で存在の可能性があるのか?
実際には、まだメカニズムの解明はできていないとのことです。



HiRISEのサイトにも載っていました。
それによりますと、Recurring slope lineae (RSL)は、幅(0.5-5 m)、傾斜角度(25°-40°)となっています。
RSLとは、繰り返し発生する傾斜の状態を言うのでしょうか?
位置的には、南緯48°S to 32°S辺りで発見されている。

いくつかの場所も紹介されています。動画も見ることが出来ますので・・・
Newton Crater、Terra Cimmeria、Horowitz Crater、Terra Sirenum

地表面を液体の水が今でも流れているとしたら、今後の探査の興味も更に高まります。
有人探査が早まることもありえますね。
大変驚きの発見ですが、本日は、とりあえずここまでとします。
コメント (2)
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