10月11日PDT(12日3時 JST)のNASAによるTeleconferenceでは、"Jake Matijevic" を上記の通り、ChemCam(赤い点)とAPXS(紫の円)で分析した結果が話し合われていました。
上記の画像は、MastCamによってSol46に撮影されたものです。岩の表面を強調する為にホワイトバランスを調整しているとのことです。
10月11日のJPLのWhat'sNewに詳しいですね。
この岩は、長石と多くの成分が一致したとのことです。
高圧の水に富んだマグマから、惑星の地殻の下のマントル中で結晶したものであろうとのことです。
今回の"Jake Matijevic"の分析が、火星において ChemCamとAPXSとで同じサンプルを分析した初めての例となります。
相互の結果を比較することで、今後より正確な分析へと繋がります。
2回目のサンプリングを実施する前に異物の確認を続けています。
下図は、Sol65のMAHLIによる画像です。
ChemCamでもAPXSでもフッ素は、確認できないので厄介ですね。