10月18日のJPLからの発表によりますと"Rocknest" で3回目のスクープを実施し、CheMinでの分析を開始したとのことです。
"Rocknest." で光る物質を2つ見つけたわけですが、詳細に観察した結果、1番目の物質は、Curiosity由来で2番目の物質は、Curiosity由来ではなく火星の物質であるとの結論に到ったようです。
3回目のスクープは、下図の一番右側のスクープ跡で実施されました。
真ん中が1回目のスクープ跡、一番左側が2回目のスクープ跡です。
下図は、3回目のサンプルを観察トレーに載せたところです。
表面の色とは違って白い部分が多いですね。CheMinでの分析結果が楽しみです。
日本時間の19日午前4時のTeleconferenceで話題になっていることと思いましたが、資料をチェックしたところCheMinの分析結果は出ていないようですね。
事務局は、まだTeleconferenceを見てませんので、近いうちに確認しますノダ。
下図は、Curiosity由来とされた光る物質と火星由来とされた光る物質です。
外観を観察するだけで、科学チームが判断したのですが、Richard Cookマネージャー( Curiosity Project Manager)が今後の分析に禍根を残さないように更に調査をする計画をすると言ってます。
何度も言いますが、出来る限り科学的な裏付けのある手法で判断して欲しいものです。
外観だけでの判断って、先入観を持って探査していることにならないのでしょうか?
事務局も得られた画像を見る限り、Curiosityチームの判断に間違いないと思いますが・・・
出来れば、地球でCuriosityに使用されている材質の全てのChemCamとAPXSの分析データと、この2つの物質の分析を実施してその結果とを照合すべきではないかと考えています。