火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

Sol292、MAHLIのクールな画像

2013-06-14 22:44:28 | MSL

6月7日のEmily LakdawallaさんのブログにCuriosityが撮影したクールな写真が紹介されています。
しばし、梅雨空を忘れて鑑賞しましょう。 

今回の画像は、Slo292に撮影された夜間勤務中の画像となっています。
夜間撮影が可能なのは、下図の通りロボットアームの先端に1組のLEDを装備しているからです。
下図は、2012年9月7日にMastCamによって撮影されたもので「MAHLI wink」とのことです。
この頃は、盛んにロボットアームの具合を確かめていた時期です。
懐かしいですね~ 当ブログの「君の~行く道は~」「MAHLIその片鱗を!」「MAHLIお試し中」も見てください。
 

次の3画像は、Sol292(2013年6月2日)のものです。
下図は、Cumberland drill holeにChemCamのレーザーを打ち込んだ跡です。
Emilyさんが「ピュー、ピュー、ピュー!」と言ってますね。

次の画像は、MAHLIが地面を照らして撮影する様子をMastCamで撮影したものです。
MastCamは、今回のような暗さでの撮影を想定してなかったため露出を長く取ったようで画像には、斑点ノイズが多く見られたとの事です。
そのノイズをかなりの部分修正してあるそうです。

最後の1枚は、Cumberland drill holeの内部の側面を平面に広げたものです。
MAHLIによる多数の画像を組み合わせて作成したものです。 

 

いろいろやってますが、Cumberland drill holeから採取したサンプルの詳細な分析結果は、まだ発表されてませんね。
長丁場は覚悟してましたが、火星に着陸してから300Sol経っていて、まだ727mしか進んでいないですよ。
走れば良い訳ではないですが、無人探査機のもどかしさですね。
やはり、有人探査を実現しなければ・・・

コメント
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