3月4日のEmillyさんのブログにMOM(Mars Orbiter Mission)の最近の活動が紹介されていました。
まずは、沈黙に等しいここ数ヶ月のあとにfacebookで発表されたMethane Sensorによる画像に触れています。
「まだ、メタンを測定したわけではないので慌てないで下さい。」と言ってます。
下図は、Methane Sensorを使ってメタンを感知しない波長による火星表面の反射率を測定したものです。
これが、このあとppb(part-per-billion)レベルでメタンを測定するためにメタンに吸収される波長と比較されるわけです。
下図は、Phobosのcolor cameraの画像です。Emillyさんは、大気の細い線が好きだと言ってます。
下図は、マリネリス峡谷です。24,000kmからのcolor cameraの画像です。
下図は、タルシス三山の一番南にあるアルシア山です。10,707kmからの画像です。
この画像は、 color cameraと高度計を用いて加工されたものです。
しかし、Emillyさんは、高度データがMOMからの情報か他からのものかが公開されていないので、より詳しい情報開示を求めたいと言ってますね。
とにかく、ISROは、順調にMOMを運用しているようです。
メタンの発生源を見つけてほしいものですね。