NASAがアリゾナ大学と共同して、月や火星で使用する植物工場の製造に本気になってきました。
下記のBIGLOBEさんの記事で紹介されています。
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0505/kpa_170505_7144542671.html
この植物工場は、Roberto Furfaro准教授とGene Giacomelli教授が中心となってNASAと共同開発してます。
プロトタイプとして制作されたもので、下図のような形をしており、長さが約5.5メートルで直径が約2.1メートルです。
(いくつかの記事に大きさの記載があって、直径が2.1mから2.4mまでいくつかあります。多分、内径と外径とか、測る場所の違いなのかな~と思っています。)
*Roberto Furfaro教授:アリゾナ大学准教授
*Gene Giacomelli教授:アリゾナ大学環境管理農業センターのディレクターである農業生物システム工学教授
植物工場は、単に食料の生産の役割だけではなく、空気・水そして廃棄物のリサイクルの役割を持ちます。
まさに、地球上で当たり前に行われているように、火星基地で排出される宇宙飛行士由来の廃棄物や汚染水を浄化する生命維持装置の一部を担うことになります。
植物に必要な光は、自然光とLED光を併用することを考えているとのことです。
Credits: University of Arizona
Credits: University of Arizona
この植物工場は、月や火星へ運ぶため膨張式となっています。
下図は、折りたたんだ状態です。
Credits: University of Arizona
アリゾナ大学の情報は、下記にて
http://www.sie.arizona.edu/researchers-greenhouse-helping-mars-gardens-grow-nasa
https://www.ag.arizona.edu/lunargreenhouse/
また、アリゾナ大学は、南極に植物工場を持っています。下記にて
NASAの記事は、こちら
https://www.nasa.gov/feature/lunar-martian-greenhouses-designed-to-mimic-those-on-earth
*いや~楽しいですね!夢が広がります。
私は、個人的には完全閉鎖系(太陽光は、電力として利用)のほうが良いと考えていますが、どうなりますか・・・