●本日午前6時30分曇り ぐずついた天気
【ARISSat-1 Linear Transponder】「Linear Transponderのテストはなし」ということでしたので、ぶっつけ本番になります。Transponderの直訳は「応答機,トラポン:信号を受けると自動的に応答を送る装置」「Linear Transponder」は直線形応答機ということになりますね。中継器は「Repeater」◆さて「アリスサットワン」のトラポンはVO-52形で、中心周波数で言うと435.750LSBで上げて、145.930USBで降りて来ます。合算値は581.680です。SSB音声とCWを使った交信が楽しめます。運用時にはLoopをとることになると思います。帯域は16kHzと公表されていますが、実際はもう少し広いでしょう。しかしVO-52の約100kHzに比べると狭いです。上手に使う必要があります◆VO-52とFO-29で私の場合、Loopは採りません。というよりデータの積み上げで、あらかじめ送信周波数をどれくらい動かしておけば完全ループが採れるか分かっているので微調整1回でOKなのです。それがFO-29とVO-52の交信後に記録している「★1140Hz(FT-847)」です。毎回数値は違いますが、傾向は分かります。これは各衛星トラポンのQRHのわけですが、使うリグによって調整値が違うので、あくまで調整値幅の「傾向」となります。当然、数値はパス毎に違いますが、大幅には違わないということです。
17:13のSO-50 ■交信JR1NUR Tone67.0Hz◆JR1NUR局は同じ飯能市内の局、直線で2kmくらいしか離れていない。それなのに人工衛星を介して往復2,400kmの通信。隣にいるように明瞭に聞こえてました。電波というのは面白い◆最後まで他の局はいませんでした。