平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録8月16日(火)

2011-08-16 08:41:25 | アマチュア無線

本日午前7時快晴 薮入り 送り火 お盆も今日まで

【ARISSat-1】20:27 日照の中を飛んで来たのに、またARISSat-1のFootPrintが日照の中に入っているにもかかわらず、LowPowerModeでした。デコード0、電波弱いとデコードしない感じです。

Aris16aug2011a 【ARISSat-1】18:50 日照の中を飛んで来たのに、最初LowPowerModeでした。LOS近くになって一旦LowPowerModoになりかけて、その直後HighPowerModeの連続送信になりました。LowPower中はKURSK1個だけでしたが、HighPowerになってパラパラと幾つかデコードしました。

【ARISSat-1緊急診断報告】「深夜のパスを追っても無駄」日陰をずっと飛んでいる時には、充電が行われないので停波するようです。深夜のパスの場合は停波が多いと思われます。

【ARISSat-1】電源事情は非常に悪いようです。(11:13JST)

◇◇◇ http://www.arissat1.org/v3/ ◇◇◇

【ARISSat-1のHP】ここにはあらゆる情報が集約されていますので、私が解説するまでのことはありません。ARISSatTLM soft ware user guide「 ARISSatTLM Qick Stert Guide」PDFファイルもあります。私はこれを読まないで扱っていたのですが、改めてダウンロードしてプリントアウトし、英文のまま読んで見ると私の操作は間違っていませんでした。5ページには「CWの山を黄色い線よりわずかに上(100Hz)に合わせるとデコードする」ということも書いてありました。PDFファイルの5ページ「CW’bump’」はCWの押し上げられた所「こぶ」と訳

↓診断と言うより操作解説になっています。ご容赦願います。

【ARISSat-1総合診断書】第3部「受信技術」BPSKは「0度か」「180度か」の位相値でデジタルを表す伝送方式です。致命的な妨害波がないかぎり誤り復調はないと言われています。1000bpsで輪転機を回しているような独特な信号音で聞こえて来ます。周波数は145.920MHzです。USBで受信します。CWのパイロットToneのあるところが145.919MHzとなっています。±Dopplerで受信します。デコーダーは「ARISSat-TLM」です。HPからダウンロードして使います。実際には400bpsもあるのですが、信号は出ていないようです。ARISSat-TLMを立ち上げると4つの画面が出て来ます①File・Tools設定画面②データデコード画面③CWデコード画面④TuningIndicator画面です1000bpsBPSK信号にはパイロットToneとしてCWが重畳されています。TuningIndicatorの周波数SpectrumにCWの山が現れますので、Put CW signal hearの所に受信周波数を調整して合わせます。上側にBlueのLineがあり最低でもCWの山がその中(BlueLineの範囲)に入らなければなりません。原則黄色い縦線に合わせます。さらに厳密にはその黄色い縦線よりわずかに左にCWの山を合わせるようにするとデコードするようです。Doppler以外にQRHもあるような感じなので、手動の方が良いと言えるかも知れませんが、LowPowerモードの時には2分間信号がSTOPしますので、次に信号が現れる時にDopplerで周波数を見失ってしまう惧れがありますから、やはりDopplerリグコンが理想でしょう「Online」ARISSat-TLMを使ってデータを受信した人は誰でもARISSat-1のHPにデータをOnlineでアップすることが出来ます。立ち上げた時、Tools→Optionsと進み、NOCALLとなっている所へ自分のCallSignを入れます。次にその下の「Forword telemetry the Internet to」にチェックを入れます。そしてONです。次にFileをオープンして「StertSoundCard」をクリックします。そうするとTuningIndicatorにスペクトラムが現れますので、だいたい画面縦の真ん中ないし、やや上ぐらいにスペクトラムの波が来るようにAFレベルを調整します。レベルが大きすぎると赤字で「Leduce Audio Level」が出て、デコーダーが固まってしまいますから、注意が必要です「どのように動かしたか記録が残る」ARISSat-TLMをどのように動かしたか、Logsフォルダーの中のtextファイルに記録が残ります。Onlineが成功したかどうかの記録も残ります。ARISSat-TLMのフォルダーには他に2つのフォルダーがあり、ここには受信データが収納されます。それはTLMフォルダーとKURSKフォルダーです。第4部「受信技術②」に続く☆☆☆

コメント (4)
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