先日の琵琶湖ツーリングで滋賀県近江八幡市にある長命寺を訪ねた。狭い山道を1km超登ると駐車場があり、長生きの象徴である亀の甲羅の上に「長命寺」と書かれた石碑が目に飛び込んでくる。これだけでも参拝者をありがたい気分にさせるのだろう。
この先、長い急な階段を登りきったところに本堂がある。山門は中間地点にも及ばない。息を切らしながら本堂までたどり着くと、針葉樹の間から琵琶湖が眺望できる。
余計なお世話だが、長寿を祈るために訪れた高齢者は、この階段を登るのに息絶え絶えになり、心臓発作を起こさないか心配になる。
もう少し樹木が少なければ良い景色が見られると思うが、展望台ではないので我慢です。
寺は、「ご本尊千手十一面聖観世音菩薩は健康長寿、無病息災を授けて下さる有り難い観音様。本堂三重塔など重要文化財の建つ境内から琵琶湖が一望でき、西国巡礼を始め多くの参拝客でに賑わっています。」といった案内がされている。
本堂では、般若心経をあげているご婦人たちを見かけた。(さすがに、各宗派共通の般若心経は私でもわかりました)
母、義母の健康長寿を祈ってお守りを購入して、寺を後にした。