今日は、いつもと違う支援級クラスの子の指導に当たりました。
この子はいわゆる知的障害の部類に入る子で、高学年ながら知的レベルは低学年並みです。そして、勉強でも何でも
「やりたくない!」
となったらテコでもやらないので、担当教諭もほとほと手を焼いている子です。しかも高学年になったことで反抗期にも突入したようで、とにかく先生の言うことを聞かなくなってきているので尚更大変なのです。
今日は一日の殆どを私が付いていたのですが、とにかく授業から逃げ回る、自分のやりたいことだけに夢中になる、横やりを入れると罵詈雑言を投げつけてくる…のフルコンボ。どうしたものかと担当教諭を探すも、いつの間にか他の子と何処かにいってしまっていて指示を仰ぐこともできず…。
それでもはじめのうちはつき合っていましたが、午後になって意図的に玩具を散らかしたので
「片付けてください。」
と指示したところ、その言い方が気に食わなかったのか
「うるせぇ!黙れ!」
と絶叫しながら殴りかかってきたのです。
ちょっと驚きましたが、そこは所詮小学校ですから軽くいなして動きを封じてから座らせ、一切目を離さずに3分程の説諭をしました。その間もその子は物凄い形相で私を睨みつけていましたが、私が一向にたじろがないのでコケ脅しは効かないと察知したのでしょう、鼻息荒くではありましたが私の話を黙って聞くだけ聞いていました。
大変な子であることは重々承知していますし、日々その子に当たっている担当教諭が大変な思いをしていることも理解できます。ただ、いくら私がその子のことを知っているからといって、全部丸投げして何処かに行ってしまうのは違うと思うのです。
帰り支度をさせている間、いつの間にか戻ってきていた担当教諭にちょっと突っ込んでから失礼してきました。帰り際ふと見るとその子が相変わらず逃げ回っていて、担当教諭や親御さんが追いかけ回していたのを横目で見ながら帰って来ました。申し訳ありませんが、ほぼ一日その子のことを丸投げされた身としては、とてもお手伝いする気にはなれませんでした。
何だか物凄く疲れたので家に帰ってから食事の支度をする元気もなさそうでしたので、今日は
外で夕食を済ませてしまうことにしました。何にしようかと思ったのですが、看板に惹かれて横浜家系ラーメン《壱八家》に入りました。
今日は『つゆだく冷やし中華』をオーダーしました。
一見すると普通のラーメンのようですが、酸味の効いたスープは冷たいので立派な冷やし中華です。生の玉ねぎの散らされた細麺の冷やし中華は独特の味わいで、すっきりと美味しくいただきました。
いつの間にか冷やし中華が登場するような季節になったかと、改めてコロナに振り回される時の速さを思い知らされました。そりゃ、年も取るわけです…。
さて、明日は個人的にちょっと特別な日です。どんな一日になるか、今から楽しみです。