今日はいいお天気になりましたが、昨日の雨が蒸発しているためか、日中はかなり蒸し暑くなりました。
そんな中、今日は先週から始まった小田原の新一年生の授業補佐のための準備に追われていました。明日からの1週間まで午前と午後とに別れての分散登校となるのですが、人数が少ないとはいえそこは学校ですから、補佐役と言えどもあれやこれややることはてんこ盛りです。
それでも、さすがにちょっと頭がいっぱいいっぱいになってきたので、気分転換と買い物がてら散歩に出ることにしました。すると、道端にツユクサが青い花を咲かせているのが目に留まりました。そう言えば、もうツユクサが咲くような季節になっていましたね。
雑草扱いされる植物ではありますが、考えてみればこんなにも青く咲くことが約束されている花もそうそうないでしょう。毎年このツユクサの花を見つけると、つい見惚れてしまいます。
昔から世界の園芸界では、青いバラの花を咲かせることを目指して研究が続けられています。しかし、そもそも英語で言う『BlueRose』という諺が『不可能なこと』というものであるくらいですから、恐らくそのくらい『人工的に花を青く咲かせる』ということは大変なことなのでしょう。
そんなことを思うだに、こうして野辺で鮮やかに青く咲くツユクサという花は、実はとてつもなく特別な花なのかも知れません。ですから雑草だと思って邪険に扱ってしまう前に、この奇跡のような青い花をひと時愛でてみては如何でしょうか。