今日、一人の一年生の男の子が転校していきました。お父さんの転勤で、ご家族揃って海外に引っ越されるとのことでした。
思いがけない早いお別れに、かつて授業でサポートしていた私も驚きました。それでも、子どもたちが早めに教えてくれたので、個人的にいろいろと準備することができました。
支援級のクラスに時間をもらって、一年生のクラスで開かれたお別れ会に参加することができました。クイズ大会をしたり遊んだりして思いっきり楽しんだ後、クラスのみんなからサプライズの寄せ書きが彼にプレゼントされました。
私からは個人的なメッセージカードと
海外に旅立つ彼を守ってくれることを願って、先日参拝した明治神宮で求めた『やわらぎの鈴』をプレゼントしました。
お別れ会の最後の頃には、女の子たちが号泣してしまって大変でした。担任の先生や私も思わずもらい泣きしてしまいそうになるのを堪えていましたが、送られる当の本人が笑ってしまうくらいアッケラカンとしているのが何とも対照的でした(汗)。
今日は昼から雨が降っていましたが、帰りの時間になる頃には
東の空にきれいな虹がかかっていました。まるで、新たな地に旅立つ彼の門出を祝福するかのように…。
子どもたちには普段小学校でマスクの着用をはじめとした新型コロナウィルス対策は徹底させていましたから、海外でもそれは継続してくれると思います。それでも、日本も決して言えた義理ではありませんが、海外では日本と比較にならないほど新型コロナウィルスが蔓延し、多くの罹患者や死者が出続けています。
明らかに感染リスクの高い海外での彼とご家族の今後の生活が、どうか安からんことを願って止みません。