今日、知らない電話番号(03)から着信がありました。とりあえず出てみたら、都内の病院からでした。
いぶかしく思いながら用件を聞いてみたら、都内に住む独居の親戚が緊急搬送されたというとです。それで、緊急連絡先に登録されていた私のところに電話をかけてきたとのことでした(私が一番近くに住んでいる身内のため)。
今日は本当は予定があったのですが、何しろ緊急事態なのでそちらにお断りを入れてから、取るものもとりあえず都内へと向かいました。
新型コロナウィルス対策で厳戒態勢の病院に到着して用件を伝えると、電話をかけてきた関係者と救急車を手配してくださった親戚のご近所の方とが出てきました。そこでどういうことか聞いてみたところ、屋外で熱中症の症状をおこして公園の石段から転げ落ち、更に運悪く脚を骨折してしまって手術の真っ最中だというではありませんか!
高齢のため骨が脆くなっていたこととややこしい折れ方をしてしまったため、手術はかなり難航しているようでした。
「私がお散歩に誘わなければ…」
と、通報してくださった方からしきりに謝られながら、とりあえず関西に住んでいる親戚の実子である従姉に連絡を入れたり、入院手続きを代行したりして終始バタバタしていました。
結果として手術は何とか無事に終わり、従姉も新幹線ですっ飛んで来たので、事の経緯を説明して事後のことは任せました。ただ、骨を折った場所が場所だったのと本人がなかなかの高齢なこともあって、むしろ今後のリハビリに不安が残るかたちとなりました。
熱中症から思わぬ事故に発展してしまいましたが、先ずは命に別状が無かったことだけでも幸いでした。後はとにかく骨が無事にくっついてくれることと、リハビリを通じて最低限の歩行が可能になることを願うばかりです。