東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

アサギマダラがやってきた

2018-11-09 | 風景
  百花園でフジバカマを撮っていたらおじさんたちが佇んでいる、
  ン?あ、そっかアサギマダラが来ているのかな。
  見たら一頭だけフジバカマに、おじさんたちはもう撮り終えたみたい、
  ならば失礼して私メも撮らせてもらおうかなぁ。


  

     今年もフジバカマをちゃんと撮れなかった、、、
     などとサルでもできる反省をしながらふと見るとおじさんたちが数人。
     こんな何もないところにおじさんがいるわけはない、ひょっとしたら、、、。




  

     あ、いたいた。アサギマダラが来ていた。
     きょろきょろして見たけど一頭だけみたい、
     今年初見、期待していなかっただけにラッキー。




  

     何年ぶりだろう、3年ぶりくらいかな。
     翅を見るとマーキングはないみたい、
     誰にも捕まったことがないんだね、どこから来たのだろう。




  

     きれいだよねアサギマダラ、
     でもこのチョウには毒がある。
     幼虫の頃に食べるエサに毒がありそれを貯めて自分の身を守るようだ。




  

     アサギマダラは旅するチョウとして有名、
     直線距離で1,500 km以上移動した個体や、1日あたり200 km以上の速さで移動した個体もあるという。
     これは捕獲して翅に日付と場所をフェルトペンなどで書き込んで放す、
     次に捕獲されたときにこれを見ればどこから来たのか、時間はどれくらいかかったのかが分かる。

     一例として、和歌山県から放たれたマーキングしたアサギマダラが、
     83日後の12月31日に約2,500 km離れた香港で捕獲された例もある。
     このチョウはふわふわと頼りなげに飛んでいるけど
     こんなに長距離を飛ぶことができるんだね。

     東南アジアとか日本で見ることができるけど
     本州の北半分や北海道では冬越しできず、毎年、暖地で発生したものが飛来するが、個体数は少ないようだ。
     百花園にはたくさん来たのだろうか、こればかりは運だからねぇ
     たとえ一頭だけでも見られてよかった、来年も見られるといいな。

          data: 撮影 10月16日 向島百花園
          

コメント (2)
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