東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

キイジョウロウホトトギス

2018-11-08 | 季節の花
  聞きなれない花の名前ですね、漢字で書くと「紀伊上臈杜鵑草」。
  名前の由来は、紀伊(キイ)は、紀伊半島
  上臈(ジョウロウ)とは、優雅な江戸幕府大奥の職名で
  貴婦人という意味から、この名がつきました。


  

     そうどこにでもある花ではない、
     小石川植物園、神代植物公園といった有名どころの植物園で見られるが
     百花園でも見られるようになったことは有難いことだ。




  

     紀伊半島南部の固有種。
     山中の湿った崖に生え、茎を垂らす
     本来の自生地は、水が滴るような岩場に生えます。
     百花園では池に注ぐ水路に垂れ下がって咲いていました。




  

     花色は外側が黄色で、内側には赤紫色の斑点が多数あります。
     ずっと昔に小石川植物園で見たことがあるけどそれ以来ということで
     懐かしいやら嬉しいやら、、、ちゃんと長持ちしてくれればいいね。




  


     キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)  ユリ科ホトトギス属

     和名はジョウロウホトトギスに似て紀伊半島に自生するため。
     よく似た花もあって、駿河上臈杜鵑草とか土佐上臈杜鵑草などもあるようだ。
     この土佐上臈杜鵑草がいわゆるジョウロウホトトギスのことらしい。

     江戸城大奥での「上臈」という地位はNO.2くらいに当たる、
     名前はカッコいいがその実大奥での権力闘争に明け暮れ
     将軍とかその生母なども巻き込んで凄惨な戦いを続けていたなんて話も。
     小説とか映画の見過ぎかなぁ、
     でも権力のあるところ必ず戦いが生まれる。
     まあ、きれいな花でも見てゆったりと暮らしましょうや。

          




  

     シモバシラが鉢植えで。
     園内にもあるんだけど今年は花が、、、咲いたのかな?
     行くたびに見ていたけどほとんど咲かなかったみたいね。




  

     これも珍しい花、「オトコエシ」。
     オミナエシ(女郎花)に対してのオトコエシ(男郎花)、知ってました?
     オミナエシと同じみたいだけどそれより力強く"オトコ"らしいと・・・
     今では女性の方が力強く男らしいような、、、。m(_ _)m

          data: 撮影 10月16日 向島百花園
          

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする