毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
デジカメ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/11/a3/d62c6f04d1409568d5b3066c557231aa_s.jpg)
娘の大学受験の結果発表が2年前のちょうど今頃に行われた。張り出される結果発表を見るため、京都まで行くつもりで日程調整をしていた私に、「何でわざわざ京都まで行く必要があるの。レタックスが頼んであるから、それを待っていればいいよ」と禁足令が出てしまった。それを振り切ってまで行くほど結果に自信がなかった私は、娘の言葉に従うしかなかった。しかし、いつ届くか分からない郵便をイライラしながら待つのも我慢できそうもないから、郵便局に早く確実に受け取る方法はないものかと問い合わせてみた。すると、局留め扱いにすれば、午後1時発表の結果をほぼリアルタイムで受け取ることが出来るとの返事をもらった。ならば、そうしようと手続きを取って、当日1時過ぎに妻と娘の3人で、郵便局に着いた。駐車場に私たちを残して、窓口までレタックスを取りに行った娘が、満面の笑みを浮かべながら走ってきた姿を見たとき、私は頭の中が真っ白になった。「やった、やった!」と狂喜乱舞する娘の横で、私と妻は安堵の溜息をついた。妻の目からあふれ出す涙を見て、私の目頭もジーンと熱くなった。半ば放心状態で、「よし、合格祝いにデジカメを買いに行こう」と合格した折には、買ってやると約束してあったデジカメを買うために電機店に向かった。そのときに買った記念の品が、この LUMIX だ。
いわば、私たちの喜びを凝縮させたこのデジカメは、2年間娘と共にあったのだが、ここ最近充電機能が低下してきたと娘が不満を訴えた。「前だったら、1回充電すれば4,5日持ったのに、最近は1日くらいしか持たない」と言う。この言葉を聞いた私に妙案がひらめいた。「じゃあ、新しいのを買ってやるから、そのデジカメを俺にくれ」という私の提案に娘が飛びついた。「いいの?本当?それは嬉しいな」さらに、買うことが出来なかった任天堂DSライトの代わりの誕生日プレゼントだという名目まで付けて、私と娘の思惑がすべて丸く収まるような形をとることができた。私はいくつかの懸案事項を一挙に解決できる案を見つけた自分に満足して、「じゃあ、これで買って来い」とカードを渡した。
で、娘が買ってきた機種は FUJIFILM の 「Fine Pix Z2」 という物だった。私は Canon の IXY DIGITAL を勧めておいたのだが、娘いわく「IXY は店の人にも勧められたんだけど、皆が持ってるし、中田英寿のCMが頭に残っててどうしても買う気になれなかった」そうだ。さらに、「Panasonic の新しい機種にしようかなと思ったけどそれじゃあ芸がないかなと思ってやめた。SONY のCyber Shot は初めから買う気がなかった。そうすると、これぐらいかなと思って・・」と、何だか本当に気に入って買ったのかどうか分からない解説をしてくれた。私が見るに、小振りでシルバーの色合いがなかなか洒落ている。できれば私だってこちらの方がいいに決まっているが、たまには父親らしく鷹揚に構えなければいけない。「それじゃあ、Lumix はもらうよ」とかなり傷んだ、青色のデジカメを受け取った。
さあこれで、今までよりもきれいな写真をこのブログに貼り付けることができる。しかし、問題は果たして私がこのデジカメを使いこなすことができるかどうかだ。写真を撮ることくらいはさすがの私にもできる。だが、画像をPCの中に取り込むことができるだろうか。「USBを使うんだよ」とヒントはくれたが、娘はもうすぐ京都に戻ってしまう。
本当に大丈夫だろうか。「おい、ちゃんと使い方くらい教えてくれよ!」
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