毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
先週買った本
毎週1回は必ず書店に行く。普通は木曜に妻と連れ立って、少し離れた書店に車で出かける。あれこれ物色しているうちに、面白いと思った本は深く考えもせず買ってしまうのだが、それができるのも、代金を一か月まとめて支払う約束ができていて、普段は伝票にサインするだけですむ気軽さがあるからだろう。月末に請求書をもらうと、金額の多さに驚くこともしばしばだが、本だけはできるだけ自由に買いたいというのが私の長年の願いだから、この習慣は治らないだろう。
そこで、そんな私が先週買ってきた本を何冊か、以下に紹介したいと思う。種々雑多、訳が分からぬものが多い。
まずは「会社四季報・春号」。

これは父のために買ってきた。私の父は、株をやり始めて40年以上になる。年季だけで言ったら、ホリえもんなど父の足元にも及ばないが、儲けた額では逆に父の方が足元にも及ばないだろう。まあ、そのお陰で狭い部屋に閉じ込められることもなかったのだが・・父は、株価を知るため短波ラジオを四六時中聴いている。それがまるで猫の鈴のような役割をしてくれて、どこにいるのかよく分かって甚だ都合がいい。最近は一段と熱が入って、日刊の株式新聞までとるようになったし、株屋から電話が入ることもしょっちゅうだ。ネット取引などというハイテクとは縁遠い人物だから、危険も少ないかもしれないが、ボケ防止には大いに役立っているはずだ。
2冊目は、「ルバイヤート」(マール社)。

「ルバイヤート」とは、中世ペルシアで生まれた四行詩集のことである。作者、オマル・ハイアームは、「数学・天文学・医学・歴史・哲学などを究めた学者であり、ペルシアを代表する大詩人の一人である。学問に秀で詩的才能に恵まれた稀有な人物である」と紹介されている。これをエドワード・フィッツジラルドが英訳し、さらにそれを竹友藻風という人が1921年に日本語訳したものが本書である。110編の詩の中から、印象的なものを載せる。
「如何(いか)なれば」とも知らず、この天地(あめつち)に
「何処(いずこ)より」とも知らず、諾否(うむ)なく流れ、
その外へ、あれ野行く風のごとくに、
「何処へ」とわれ知らず、諾否なく吹けり。
3冊目は、「人体解剖図」(金園社)。

これを見つけた時は、何故こんなものが書店においてあるのか不思議に思った。表紙の目次を見ると、骨格系の全景(前面・後面)、筋系の全景(前面・後面)・・などと書かれている。パラパラとめくってみるといくつかの人体図が、折り畳められている。家で広げてみたら、部屋の天井から床まで届いた。2m50cmくらいになるのだろうか。塾の授業で必要かもしれないと思ったのが、買ってみた主な理由だが、人体の構造を詳しく知っておくことも必要ではないかと、酔狂な気持ちが動いたのも事実である。
最後に「不思議の国のアリス」(メディアファクトリー)。

この本は、作家村山由佳が翻訳したものであるため、旧来のアリスとは少しばかり読んだ印象が違う(まだ全部読んでいないので、細かなことは分からないが)。しかし、私はアリスを新訳で読み直すためにこの本を買ったのではなく、挿絵を描いているのがトーべ・ヤンソンだったから、手に取ったのだった。トーベ・ヤンソンといえば、ムーミンの生みの親で、フィンランドの画家・短編作家だ。私はムーミンに登場する、スナフキンの大ファンで、あんなふうになれたらいいなとずっと思って生きてきた。その原作者がアリスの挿絵を描いているのだから、ぜひ「読む」のではなく「見」なければならないと思ったのだ。表紙の真ん中に描かれている「チェシャ猫」だけでも、一見の価値があると思う。ざっと調べたところ、3回「チェシャ猫」の姿が描かれている。ムーミンの作家が描いた「チェシャ猫」、なかなかの迫力があって私は好きだ。

そこで、そんな私が先週買ってきた本を何冊か、以下に紹介したいと思う。種々雑多、訳が分からぬものが多い。
まずは「会社四季報・春号」。

これは父のために買ってきた。私の父は、株をやり始めて40年以上になる。年季だけで言ったら、ホリえもんなど父の足元にも及ばないが、儲けた額では逆に父の方が足元にも及ばないだろう。まあ、そのお陰で狭い部屋に閉じ込められることもなかったのだが・・父は、株価を知るため短波ラジオを四六時中聴いている。それがまるで猫の鈴のような役割をしてくれて、どこにいるのかよく分かって甚だ都合がいい。最近は一段と熱が入って、日刊の株式新聞までとるようになったし、株屋から電話が入ることもしょっちゅうだ。ネット取引などというハイテクとは縁遠い人物だから、危険も少ないかもしれないが、ボケ防止には大いに役立っているはずだ。
2冊目は、「ルバイヤート」(マール社)。

「ルバイヤート」とは、中世ペルシアで生まれた四行詩集のことである。作者、オマル・ハイアームは、「数学・天文学・医学・歴史・哲学などを究めた学者であり、ペルシアを代表する大詩人の一人である。学問に秀で詩的才能に恵まれた稀有な人物である」と紹介されている。これをエドワード・フィッツジラルドが英訳し、さらにそれを竹友藻風という人が1921年に日本語訳したものが本書である。110編の詩の中から、印象的なものを載せる。
「如何(いか)なれば」とも知らず、この天地(あめつち)に
「何処(いずこ)より」とも知らず、諾否(うむ)なく流れ、
その外へ、あれ野行く風のごとくに、
「何処へ」とわれ知らず、諾否なく吹けり。
3冊目は、「人体解剖図」(金園社)。



これを見つけた時は、何故こんなものが書店においてあるのか不思議に思った。表紙の目次を見ると、骨格系の全景(前面・後面)、筋系の全景(前面・後面)・・などと書かれている。パラパラとめくってみるといくつかの人体図が、折り畳められている。家で広げてみたら、部屋の天井から床まで届いた。2m50cmくらいになるのだろうか。塾の授業で必要かもしれないと思ったのが、買ってみた主な理由だが、人体の構造を詳しく知っておくことも必要ではないかと、酔狂な気持ちが動いたのも事実である。
最後に「不思議の国のアリス」(メディアファクトリー)。

この本は、作家村山由佳が翻訳したものであるため、旧来のアリスとは少しばかり読んだ印象が違う(まだ全部読んでいないので、細かなことは分からないが)。しかし、私はアリスを新訳で読み直すためにこの本を買ったのではなく、挿絵を描いているのがトーべ・ヤンソンだったから、手に取ったのだった。トーベ・ヤンソンといえば、ムーミンの生みの親で、フィンランドの画家・短編作家だ。私はムーミンに登場する、スナフキンの大ファンで、あんなふうになれたらいいなとずっと思って生きてきた。その原作者がアリスの挿絵を描いているのだから、ぜひ「読む」のではなく「見」なければならないと思ったのだ。表紙の真ん中に描かれている「チェシャ猫」だけでも、一見の価値があると思う。ざっと調べたところ、3回「チェシャ猫」の姿が描かれている。ムーミンの作家が描いた「チェシャ猫」、なかなかの迫力があって私は好きだ。



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