毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
月2回のお手伝い
毎月第一・第三水曜の夜は忙しい。塾が終わって、一息つきながらブログを眺めているのが毎晩の日課だが、月に2回、この2晩だけはボヤボヤしていられない。というのは、第一・第三木曜日が、市の決めた私の町内の空き缶・空き瓶・ペットボトルの回収日となっているからだ。我が家の回収担当が私となってもう一年以上になる。どういうきっかけでそんなことになったのか、今では忘れてしまったが、少しくらいは妻の役に立ってみるかと、私にしては珍しく殊勝な考えで始めたものである。
その夜は、塾が終わって帰宅すると、まず台所に集めてある空き缶の袋を持って自分の部屋へ上がっていく。そして部屋のあちこちに散乱しているビールの空き缶を集める。寝る前に350mℓの缶ビールを2本飲むのが私のささやかな楽しみだから、2週間経つとかなりの空き缶が溜まる。それを全部袋の中に入れると、部屋がかなりすっきりする。ちょっと気分が軽くなって、ガチャガチャ音を立てながら階下に行き、空き瓶とペットボトルの入った袋を併せ持って、塾舎に向かう。
こちらは毎日飲むウーロン茶とお茶のペットボトルがかなり溜まっている。事務室には流し台が設置してあるが、手を洗うか、顔を洗うくらいにしか使わないので、飲み終えたペットボトルの置き場所になっている。2ℓのものがほとんどなので、2週間も経つとかなりかさばってくる。面倒くさいが、この日を逃したらまた2週間待たなければならないから、急いで作業に取り掛かる。
周知のように、ペットボトルの回収には決められたやり方がある。まず、キャップを外して、軽く水洗いをする。次にラベルを外さなければならないが、これが見かけほど簡単ではない。私が毎日飲むのは、サントリーのウーロン茶と伊右衛門と決まっている。(コカコーラの「一」は余り飲まなくなった)ウーロン茶の方は、ペットボトルがしっかりしていて、ミシン目もはっきり付けてあるので、破ってはがすのにそれ程苦労しない。しかし、伊右衛門の方は、ペットボトルが柔らかいため、ラベルをはがそうと力を入れると簡単にへこんでしまい、はがしにくくなることがよくある。それでも2ℓ入りの容器ならラベル部分が小さいから、まだ楽だ。500mℓのものだとふにゃふにゃな上に、ラベルが容器全体に巻きついているから、ミシン目に沿って破ろうとしても途中であらぬ方向に破れていってしまうことが多い。こうなると、力ずくではがさなくてはならなくなって、要らぬ労力がいって腹が立つ。真夜中に、「くそっ」とかブツブツ唸りながら、流し台に向かって一人でペットボトルのラベルをはがしているオヤジの姿は、哀愁に満ちた滑稽なものであろうが、焦れば焦るほどグチャグチャになってしまう。私が500mℓを極力避けて、2ℓしか買わなくなった大きな理由はこれである。
最後にラベルをはがして透明になったペットボトルを潰しながら袋に入れていく。全て終ると、流し台の中はきれいさっぱりして気持ちがいい。タワシでサッと洗ってやると、ピカピカして私の気持ちも清々しくなる。実はずいぶん前にペットボトル回収用のダンボール箱を買ったのだが、奥の部屋で届けられたままの姿で眠っている。色々思い付くことはあっても、それを実行に移す段になると面倒になってしまうのが私の悪い癖だ。近いうちに使うようにしようと思う。
さて、後は業者の置いていった回収用のかごや袋に集めた空き缶・空き瓶・ペットボトルを入れるだけだ。ガチャガチャいわせながら、塾舎のすぐ横まで運んでいく。いくら、近くにさほど家が多くないと言っても、深夜だから音はかなり響く。迷惑をかけてはいけないと思いながら、そっとかごに流し込むのだが、やはり音はうるさい。業者が早朝集めに来るため、朝の遅い私にはこの時間しか都合がつかない。しかし、一仕事終えるとやっぱり充実感が味わえる。2週間に1度、めったにしない家事の手伝いを果たした満足感も私にはうれしいものだ。
でも、こうやって妻の負担を少しでも減らしてやろうと自発的に始めた回収行為も、最初の頃こそ感謝されたが、今では当たり前のことになってしまったようだ。常日頃、妻に感謝や労いの言葉をかけることが少ない私であるから、当然の結果だとは思うが、「ちょっぴり寂しい」というのが正直な気持ちだ。
その夜は、塾が終わって帰宅すると、まず台所に集めてある空き缶の袋を持って自分の部屋へ上がっていく。そして部屋のあちこちに散乱しているビールの空き缶を集める。寝る前に350mℓの缶ビールを2本飲むのが私のささやかな楽しみだから、2週間経つとかなりの空き缶が溜まる。それを全部袋の中に入れると、部屋がかなりすっきりする。ちょっと気分が軽くなって、ガチャガチャ音を立てながら階下に行き、空き瓶とペットボトルの入った袋を併せ持って、塾舎に向かう。
こちらは毎日飲むウーロン茶とお茶のペットボトルがかなり溜まっている。事務室には流し台が設置してあるが、手を洗うか、顔を洗うくらいにしか使わないので、飲み終えたペットボトルの置き場所になっている。2ℓのものがほとんどなので、2週間も経つとかなりかさばってくる。面倒くさいが、この日を逃したらまた2週間待たなければならないから、急いで作業に取り掛かる。
周知のように、ペットボトルの回収には決められたやり方がある。まず、キャップを外して、軽く水洗いをする。次にラベルを外さなければならないが、これが見かけほど簡単ではない。私が毎日飲むのは、サントリーのウーロン茶と伊右衛門と決まっている。(コカコーラの「一」は余り飲まなくなった)ウーロン茶の方は、ペットボトルがしっかりしていて、ミシン目もはっきり付けてあるので、破ってはがすのにそれ程苦労しない。しかし、伊右衛門の方は、ペットボトルが柔らかいため、ラベルをはがそうと力を入れると簡単にへこんでしまい、はがしにくくなることがよくある。それでも2ℓ入りの容器ならラベル部分が小さいから、まだ楽だ。500mℓのものだとふにゃふにゃな上に、ラベルが容器全体に巻きついているから、ミシン目に沿って破ろうとしても途中であらぬ方向に破れていってしまうことが多い。こうなると、力ずくではがさなくてはならなくなって、要らぬ労力がいって腹が立つ。真夜中に、「くそっ」とかブツブツ唸りながら、流し台に向かって一人でペットボトルのラベルをはがしているオヤジの姿は、哀愁に満ちた滑稽なものであろうが、焦れば焦るほどグチャグチャになってしまう。私が500mℓを極力避けて、2ℓしか買わなくなった大きな理由はこれである。
最後にラベルをはがして透明になったペットボトルを潰しながら袋に入れていく。全て終ると、流し台の中はきれいさっぱりして気持ちがいい。タワシでサッと洗ってやると、ピカピカして私の気持ちも清々しくなる。実はずいぶん前にペットボトル回収用のダンボール箱を買ったのだが、奥の部屋で届けられたままの姿で眠っている。色々思い付くことはあっても、それを実行に移す段になると面倒になってしまうのが私の悪い癖だ。近いうちに使うようにしようと思う。
さて、後は業者の置いていった回収用のかごや袋に集めた空き缶・空き瓶・ペットボトルを入れるだけだ。ガチャガチャいわせながら、塾舎のすぐ横まで運んでいく。いくら、近くにさほど家が多くないと言っても、深夜だから音はかなり響く。迷惑をかけてはいけないと思いながら、そっとかごに流し込むのだが、やはり音はうるさい。業者が早朝集めに来るため、朝の遅い私にはこの時間しか都合がつかない。しかし、一仕事終えるとやっぱり充実感が味わえる。2週間に1度、めったにしない家事の手伝いを果たした満足感も私にはうれしいものだ。
でも、こうやって妻の負担を少しでも減らしてやろうと自発的に始めた回収行為も、最初の頃こそ感謝されたが、今では当たり前のことになってしまったようだ。常日頃、妻に感謝や労いの言葉をかけることが少ない私であるから、当然の結果だとは思うが、「ちょっぴり寂しい」というのが正直な気持ちだ。
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