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「マンダラ塗り絵」

  家に「マンダラ塗り絵」(春秋社)という本がある。マンダラ(曼荼羅)というのは、「密教の複雑な教義を図式化したもので、密教界における全ての仏様の地位を整然と図形に表したもの。その他、仏画や物語を図式化したものなどを総称して<曼荼羅>と呼んだりもしている」と説明されているが、この本はそれを塗り絵としたものである。『大切なのは気楽に楽しく塗ることです』と背表紙にあったので試しにやってみた。使い方の説明があったので、それに従ってみた。

①パラパラめくって、気に入ったマンダラ画を見つけましょう。
②カラーペン、色鉛筆、絵の具など、色を塗る画材を用意しましょう。

上のマンダラ画を選び、画材は「サクラ・クーピーペンシル」を使用することにした。選んだマンダラ画をコピーして塗っていくことにする。

③画材が決まったら、あまり考え込まず、感じるままに自由に塗っていきましょう。


中央から塗っていくことにする。色合いに拘らないが、心を落ち着け、整然と塗っていこうと思った。

④塗っているうちにだんだん楽しくなってきます。できれば1枚の絵は一度に仕上げてしまいましょう。(もちろん、疲れたらやめてけっこうです)

確かに、どんな色を選ぼうかとか、色がはみ出さないようにしようとか、塗っているうちに集中してくる。色の選択次第によって、同じ下絵でも様々に違った印象を抱かせるだろうなと思う。今の私の気持ちなら、この色だが明日だったら違う色を選ぶだろうなと思うと、自分の心のありようが映し出されてくるようで興味深い。

⑤完成したら、マンダラ画をすこし離れた所から眺めてみましょう。塗っていたときとはいくぶん違った雰囲気の絵が浮かび上がってくるはずです。
⑥達成感や解放感がえられ、もう1枚塗りたくなるかもしれません。

1時間ほどで完成した。思ったほど時間はかからない。今回は12色で塗ったのだが、何も塗らないままにしておくことができず、白い部分を残すことができなかった。
余り気持ちが晴れないときに塗ったものだから、何だか弱い色調になってしまったが、次にはマジックを使用してもっとはっきりしたマンダラ画を完成したいと思う。
くせになりそうな気がする塗り絵だ。
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