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もう?

 市内の東部をバスで走っていたら、びっくりした。稲がもう実っている!!

  

いくらなんでも早すぎるだろう、まだ8月だ。この辺りは毎日バスで通っている。土曜にも通ったが、こんなにも稲穂が垂れてはいなかった。今年の猛暑で稲の生育が早いとラジオで聞いていたが、まさかこんなにも早いとは思ってもみなかった。周り全ての田の生育が早いわけではなく、まだ青々としているところもあるが、それにしても8月に稲刈りができてしまいそうになるなんて、どう考えても早すぎる。もともと亜熱帯性の植物である稲には日光と水が何よりの栄養なのだろうが、こんなところにも今年の猛烈な暑さの影響が表れている。
 私の携帯には毎朝、「天気Plus」というサイトからその日の天気予報を知らせるメールが届く。8月中旬からは、そのメールを開くたびに予想最高気温が35度を超える日ばかりで、うんざりしたものだが、ここ数日はもう何とも思わなくなってしまった。慣れたといってしまえば簡単だが、この暑さで体の芯に残った疲れが秋になってドッと出たりしないだろうか、と少々心配な気もする。その「天気 Plus」の中に夏休み中の最高気温が全て書き込んであるページがある。それを見ると、体の奥から汗がにじみ出てくるような気がするほど、今年の夏が殺人的な猛暑であったことがよく分かる。名古屋では毎年4、5日程度しかない35度を超える酷暑日が27日までに14日間あった。以下に抜き出してみる。

  8月5日 35.4℃   10日 37.2℃   11日 35.7℃ 
   15日 37.3度   16日 39.4℃   17日 38.5℃
   18日 36.9℃   19日 36.7℃   20日 37.5℃
   21日 37.2℃   22日 36.7℃   25日 35.7℃
   26日 36.1℃   27日 35.8℃

これ以外にも、9日・12日・14日・24日は34℃台で、もうほとんど真夏日だ。23日に天気が崩れて29.5℃までしか上がらなかった以外は、8月全て30℃を超えている。本当に暑い日ばかりだった。
 この猛暑の原因などいまさら調べても仕方ないけれど、天気予報士の森田氏のブログには次のように書いてあった。
  ・太平洋高気圧が本州の真上にあり、下降流によって気温が上昇している
  ・下降流が、空気のフタのような役目をし、地上付近(下層)に暑い空気を閉じ込めている。
  ・毎日毎日暑いので、徐々に熱が蓄積されている。
これには「ラニーニャ現象」と呼ばれるものが大きな影響を与えているらしいが、もうそこまでいくとチンプンカンプンになりそうなので、私は「早く涼しくなれ!!」と祈るだけにしておこうと思う。
 その一環としてキリンの「秋味」を飲んでみた。


「麦芽たっぷり1.3本分(当社比)のうまみ。深い味わいと、豊かなコクが秋の味覚と相性抜群」とうたい文句にはあったが、さすがにこれだけ暑くては秋の気分を想像することさえもできない。もう少しひんやりした頃にもう一度飲み直してみようと思っている。

「早く涼しくなれ!」
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