暑すぎる！

　人間は自分の体温よりも高い気温の場所で果たして生きていけるのか、そんな実験に私たちは付き合わされているような気がする。暑い、とにかく暑い、暑い、暑い、暑い、暑い、暑い、とにかく暑い！！
　どうして毎日こんなに暑いのか、地球温暖化なんてことよりも、太陽と地球との間の距離が近づいたのではないかと思いたくなるほど暑い。私の住む市の隣にある岐阜県多治見市では１６日、４０．９度を記録し日本最高記録を更新したという。そのニュースに接した私は、それなら今自分のいる場所の気温がいったい何度なのか調べてみようと思い立った。実際に腹が立つほど暑いのだから、何もわざわざそれを調べる必要もないだろうとは思ったが、やはりブロガーとしての血が騒いでしまった。
　３時過ぎに、まずは塾舎の玄関を入ったところに温度計を置いてみた。


約３６℃。案外高くなかった（暑いのに慣れてしまって判断基準が変になっているかも）。１階はいつもさほど暑くないから、この結果は納得できた。それなら２階はどうだろう？


出た！！４０℃。２階には全体に熱い空気がよどんでいる。１階と同じ空気だとは思えない、気持ちが悪くなるくらいだ・・。しかしこんなに暑かったことは記憶がない。一番大きな教室は、夏休み中は朝から晩までずっと容量の大きいエアコンを２台、前と後ろで点けっぱなしにしているが、どんなに暑い日でも、これで十分まかなえてきた。それなのに昨日ははかばかしい冷房効果が感じられなかった。全開にしても、生ぬるい空気が漂っていてすっきりしない。試しに教室の温度も測ってみた。


３０℃。エアコン全開でこの温度、参った・・。まったくげんなりする。
　じゃあ、最後に究極の場所の温度を測ってみるかと、車庫に駐車してあるバスの運転席に温度計を置いてみた。１０分ほどして温度計を見たら、驚いた。


なんと、５０℃を突き抜けて、測定不能になっている！！なんじゃい、これは！！ハンドルを触ってみると、熱くてとても握れない。窓拭き用においてあるタオルでハンドルを覆えば何とか運転できそうだが、１分ほど座っているだけでも、汗びっしょりになってしまう。エアコンを最大限回しても涼しくなり始めるには相当の時間がかかる。大袈裟な話じゃなくて、運転するにもかなりの覚悟がいるし、疲れる、困ったものだ・・。
だけど、私はまだいい、一日の大半をクーラーの利いた室内にいて、外に出るたびに温度差の激しさを嘆いているだけだから（これもきついけれど）。一日中屋外で、狂ったように輝く太陽の光をまともに浴びながら仕事をしなければならない人々の苦しみは如何ばかりだろう。ラジオでは熱中症に気をつけて水分補給は十分するようにとことあるごとに訴えている。お年寄りは室内にいても熱中症になるケースが多いというから、本当に注意しなければならない。
　今週中はまだこの酷暑が続くようだ。何とか踏ん張っていかなければならない。しかし、それにしても暑すぎる・・。