毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
商魂たくまし
新学期も始まり、また新たな気持ちで頑張っていけるよう祈願するため、お稲荷さんに参拝してきた。道端の桜はまだまだ満開とまでは行かなかったが、暖かな陽光の差し込む車内は、ポカポカして気持ちがよかった。
行きに立ち寄ったコンビニで面白いものを見つけた。「4月4日はあんぱんの日」という看板の下にずらっとあんぱんが並べられていたのだ。「あんぱんの日」などというのは初耳だが、手に取ったあんぱんにはその謂れを記した紙が添付されていた。
『明治維新によって失業に追い込まれた武士の木村安兵衛はパン作りと出会い、新たな時代へのチャレンジとして、パン職人への道を歩み始める。
木村安兵衛は日本にパン文化を広める為に純日本製のパンとして和菓子との融合を図った「あんぱん」を考案。
明治8年4月4日、明治天皇が下屋敷を訪れた際に「あんぱん」が献上されたことで世に広く知られるようになり、以降庶民の味として定着した』
なんだかとってつけたような話だが、まあそんな歴史的な薀蓄は私にはどうでもいい。ただあれこれ探し出して何でも商売に結びつける商魂はすごいものだ。とても私には真似できないことだけに、「すごいなあ・・」と嘆息するのみだ。(もちろんあんぱんは一個買ってみたけど)
しばらくは日曜が休めるので、お稲荷さんに行くのは次の日曜日でもよかったのだが、土日に高速道路が1000円で乗り放題になった影響で、日曜だと渋滞するのじゃないかと慮って、金曜に出かけてみた。ところが、不思議なことに高速を下りた料金所で、いつもなら950円かかる料金が650円と表示された。私の車にはETCが搭載してあるので、お金を払ったわけでもないし、料金表ももらわなかったため、どうして安くなったのかまったく分からなかったが、帰り道も同じように割引されていたので、何かちゃんとした理由があるのだろう。これならわざわざ混雑する日曜に出かけなくってよかった、と少し得をした気になった。
まだ春休み中なので、お稲荷さんの参道には子供たちの姿が多かった。年中縁日のような参道であるから、子供たちが来ても楽しいはずだ。参拝を済ましてぶらぶら歩いていたら、「遊戯王カード」を大量に売っている店を見つけた。「遊戯王カード」はまだまだ根強い人気を誇っているようで、第何次ブームなのかは分からないが、小学校によっては今も流行っているところもある。塾の生徒にも集めている生徒が何人かいて、「コンビニで買おうと思ってもすぐに売切れてしまう」と、こぼしていた子もいた。それを聞いて、「お千代保にはたくさん売ってるよ」と父親とよく参拝に行くという男の子が教えてくれた。「そうか、今度行った時に探してみるね」と約束したので、見つけたからには幾つか買って行ってやろうか、と思った。1セット170円という値札がついていたので、4セット買ってみた。
しかし、家に戻って取り出してみたら、値札がテープで貼り付けてあるのに気づいた。「えっ?」と思って、テープを剥がしてみたら、ビックリ!!なんと価格が150円と印刷してあるではないか。
と言うことは、コンビニなら150円で売っているものを私は170円出して買ったことになるのか・・。参ったなあ・・。
さすが商売繁盛のお稲荷さんとして有名なお千代保さんの参道で店を構える商店だけあって、商魂がたくましい。確かに品薄商品だから、多少のプレミアが付くのは仕方のないことかもしれないが、こうしたカードを買うのは子供たちだ。幼い子供たちから余分なお金を巻き上げるのはちょっとどうかと思ってしまう。
だが、今の時代「受領は倒るる所に土をつかめ」くらいの心持がなければ、商売なんて立ち行かないのかもしれない・・。
でも、やっぱり私には無理だなあ・・。
行きに立ち寄ったコンビニで面白いものを見つけた。「4月4日はあんぱんの日」という看板の下にずらっとあんぱんが並べられていたのだ。「あんぱんの日」などというのは初耳だが、手に取ったあんぱんにはその謂れを記した紙が添付されていた。
『明治維新によって失業に追い込まれた武士の木村安兵衛はパン作りと出会い、新たな時代へのチャレンジとして、パン職人への道を歩み始める。
木村安兵衛は日本にパン文化を広める為に純日本製のパンとして和菓子との融合を図った「あんぱん」を考案。
明治8年4月4日、明治天皇が下屋敷を訪れた際に「あんぱん」が献上されたことで世に広く知られるようになり、以降庶民の味として定着した』
なんだかとってつけたような話だが、まあそんな歴史的な薀蓄は私にはどうでもいい。ただあれこれ探し出して何でも商売に結びつける商魂はすごいものだ。とても私には真似できないことだけに、「すごいなあ・・」と嘆息するのみだ。(もちろんあんぱんは一個買ってみたけど)
しばらくは日曜が休めるので、お稲荷さんに行くのは次の日曜日でもよかったのだが、土日に高速道路が1000円で乗り放題になった影響で、日曜だと渋滞するのじゃないかと慮って、金曜に出かけてみた。ところが、不思議なことに高速を下りた料金所で、いつもなら950円かかる料金が650円と表示された。私の車にはETCが搭載してあるので、お金を払ったわけでもないし、料金表ももらわなかったため、どうして安くなったのかまったく分からなかったが、帰り道も同じように割引されていたので、何かちゃんとした理由があるのだろう。これならわざわざ混雑する日曜に出かけなくってよかった、と少し得をした気になった。
まだ春休み中なので、お稲荷さんの参道には子供たちの姿が多かった。年中縁日のような参道であるから、子供たちが来ても楽しいはずだ。参拝を済ましてぶらぶら歩いていたら、「遊戯王カード」を大量に売っている店を見つけた。「遊戯王カード」はまだまだ根強い人気を誇っているようで、第何次ブームなのかは分からないが、小学校によっては今も流行っているところもある。塾の生徒にも集めている生徒が何人かいて、「コンビニで買おうと思ってもすぐに売切れてしまう」と、こぼしていた子もいた。それを聞いて、「お千代保にはたくさん売ってるよ」と父親とよく参拝に行くという男の子が教えてくれた。「そうか、今度行った時に探してみるね」と約束したので、見つけたからには幾つか買って行ってやろうか、と思った。1セット170円という値札がついていたので、4セット買ってみた。
しかし、家に戻って取り出してみたら、値札がテープで貼り付けてあるのに気づいた。「えっ?」と思って、テープを剥がしてみたら、ビックリ!!なんと価格が150円と印刷してあるではないか。
と言うことは、コンビニなら150円で売っているものを私は170円出して買ったことになるのか・・。参ったなあ・・。
さすが商売繁盛のお稲荷さんとして有名なお千代保さんの参道で店を構える商店だけあって、商魂がたくましい。確かに品薄商品だから、多少のプレミアが付くのは仕方のないことかもしれないが、こうしたカードを買うのは子供たちだ。幼い子供たちから余分なお金を巻き上げるのはちょっとどうかと思ってしまう。
だが、今の時代「受領は倒るる所に土をつかめ」くらいの心持がなければ、商売なんて立ち行かないのかもしれない・・。
でも、やっぱり私には無理だなあ・・。
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