毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
トマトガエル
小学3年生の国語の問題集に、
今回から、種村ひろしさんの「カエルの世界」という説明文を学習します。
あなたは、カエルについてどんなことを知っていますか。知っていることを書きなさい。
①カエルの種類(名前)
②カエルのすんでいるところ(またはあなたがカエルを見た場所など)
③たべるもの
という問題があった。この問題の①に対して、今月から塾に通い始めたIちゃんが次のような答えを書いていた。
〔 トマトガエル 〕
私はこの答えを見て、瞬間「トノサマガエル」だと思った。この問題に対する正解などあってないようなものだから、「アオガエル」でも「アマガエル」でも自分の知っている名前を書いてあれば、それでいい。
「そうか、トノサマガエルを知ってるんだね」
と言いながら○を付けようとしたら、Iちゃんが変な顔をしている。「ん?」と思って、答えを見直したら、なんと「トマトガエル」と書いてあるではないか。「何だ?トマトガエルって?」と不思議に思いながら、
「こんなカエルいるの?」
とIちゃんにたずねてみた。すると、
「いるよ。見たことがあるよ」
と元気よく答えた。
「トマトガエルって知ってる?」
半信半疑の私は周りの席の子に聞いたが、みな首を横に振る。Iちゃんが見たことがあるとはっきり言うから、いるにはいるんだろうけど、どんなカエルなのか知りたい。トマトの形をしているのか、トマトのように赤いのか・・。
そこで携帯の Google で検索してみた。すると・・、
こんな写真が目に飛び込んできた。「うええ!!」、思わず叫んでしまったが、色といい、形といい、気持ちの悪いカエルだ。生徒たちにもこの写真を見せたが、誰もが私と同じ反応をした・・。
とは言え、どんなカエルなのかは知っておいても損はないだろうと、少し調べてみた。
『カエル目ヒメガエル科に属し、マダガスカル北東部の標高200m付近までに生息しています。トマトに似ているためその名がつけられ、英名も「トマトフロッグ」です。体長はオス60~65mm、メス85~105mm。でっぷりとした体形で、体色は側面から背面がオレンジ、あるいは完熟トマトの様に赤く、腹面は白、あるいは黄色に近い白です。地中や落ち葉などの下にもぐっており、水かきは小さく、指先の吸盤もありません。動きはゆっくりで、ジャンプもあまりしません。外敵に襲われると身体を膨らまします。アカトマトガエルは、ワシントン条約の保護動物(サイテス1)に登録されています。他にサビトマトガエル、コガタトマトガエルなどの種類があります』
私はトマトが大嫌いだ。だからと言ってこの「トマトガエル」まで嫌いというわけでもないが、とても好きになれそうもない。元々両生類というのはからだの表面がネバネバしているイメージがあって気味が悪い。田舎住まいだけにカエルの姿はよく見かけるが、決して触ったりしたことはない。
でも、Iちゃんが一度見ただけのトマトガエルの事を覚えていたのも、この写真を見たら納得できた。これだけインパクトのある姿をしていれば、見た者に強烈な印象を残せる。それが野生の動物にとっていいことかどうかは分からないが、存在感があることだけは間違いない。
なんだか実物を一度見たくなった。動物園に行けば見られるだろうか。
今回から、種村ひろしさんの「カエルの世界」という説明文を学習します。
あなたは、カエルについてどんなことを知っていますか。知っていることを書きなさい。
①カエルの種類(名前)
②カエルのすんでいるところ(またはあなたがカエルを見た場所など)
③たべるもの
という問題があった。この問題の①に対して、今月から塾に通い始めたIちゃんが次のような答えを書いていた。
〔 トマトガエル 〕
私はこの答えを見て、瞬間「トノサマガエル」だと思った。この問題に対する正解などあってないようなものだから、「アオガエル」でも「アマガエル」でも自分の知っている名前を書いてあれば、それでいい。
「そうか、トノサマガエルを知ってるんだね」
と言いながら○を付けようとしたら、Iちゃんが変な顔をしている。「ん?」と思って、答えを見直したら、なんと「トマトガエル」と書いてあるではないか。「何だ?トマトガエルって?」と不思議に思いながら、
「こんなカエルいるの?」
とIちゃんにたずねてみた。すると、
「いるよ。見たことがあるよ」
と元気よく答えた。
「トマトガエルって知ってる?」
半信半疑の私は周りの席の子に聞いたが、みな首を横に振る。Iちゃんが見たことがあるとはっきり言うから、いるにはいるんだろうけど、どんなカエルなのか知りたい。トマトの形をしているのか、トマトのように赤いのか・・。
そこで携帯の Google で検索してみた。すると・・、
こんな写真が目に飛び込んできた。「うええ!!」、思わず叫んでしまったが、色といい、形といい、気持ちの悪いカエルだ。生徒たちにもこの写真を見せたが、誰もが私と同じ反応をした・・。
とは言え、どんなカエルなのかは知っておいても損はないだろうと、少し調べてみた。
『カエル目ヒメガエル科に属し、マダガスカル北東部の標高200m付近までに生息しています。トマトに似ているためその名がつけられ、英名も「トマトフロッグ」です。体長はオス60~65mm、メス85~105mm。でっぷりとした体形で、体色は側面から背面がオレンジ、あるいは完熟トマトの様に赤く、腹面は白、あるいは黄色に近い白です。地中や落ち葉などの下にもぐっており、水かきは小さく、指先の吸盤もありません。動きはゆっくりで、ジャンプもあまりしません。外敵に襲われると身体を膨らまします。アカトマトガエルは、ワシントン条約の保護動物(サイテス1)に登録されています。他にサビトマトガエル、コガタトマトガエルなどの種類があります』
私はトマトが大嫌いだ。だからと言ってこの「トマトガエル」まで嫌いというわけでもないが、とても好きになれそうもない。元々両生類というのはからだの表面がネバネバしているイメージがあって気味が悪い。田舎住まいだけにカエルの姿はよく見かけるが、決して触ったりしたことはない。
でも、Iちゃんが一度見ただけのトマトガエルの事を覚えていたのも、この写真を見たら納得できた。これだけインパクトのある姿をしていれば、見た者に強烈な印象を残せる。それが野生の動物にとっていいことかどうかは分からないが、存在感があることだけは間違いない。
なんだか実物を一度見たくなった。動物園に行けば見られるだろうか。
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