毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
交渉
2009年04月15日 / 車
バスの買い替えをどうするか、このところずっと私の心を占めてきた問題に1つの結論が出た。日産は私が提示した予算とはまったくかけ離れた数字しか出せないと、白旗をあげた。そうなったらトヨタの車を考えるしかなくなるわけだが、日産の営業マンがそれなら自分の知り合いのトヨタのディーラーを紹介するから、話をしてみてくれないか、と言って来た。「少しでも安くするよう言っておきますから」と相変わらずの心遣いを見せてくれたから、話をしないわけにはいかない。見ず知らずの人といきなり交渉を始めるのは得意じゃないが、何とか頑張ってみようと思った。ベースは日曜に飛び込みで行った別のトヨタ店が出した金額。定価と比べてかなり安い金額を出しているように見えるが、果たしてこれよりもどれだけ安くなるか、焦点はその一点。うまく行けばいいが、あまり自信はない・・。
昼過ぎ、紹介を受けたトヨタの営業マンがやって来た。日産からの紹介と言うのも何か変だが、名刺を出しながら自分がやって来た事情を話し始めた。そんなものは聞き流していたら、いつの間にかパソコンを取り出して何やらカチャカチャし始めた。だが、能書きなどいらないから、とにかく金額が聞きたい。私は単刀直入に「で、いくらになるんですか?」と聞いてみた。
「ええ・・、今朝この話をもらって、かなりの数字が出ていたんで、正直これ以上はなかなか大変なんですが、何とか頑張って2万円安くさせてもらおうかなと思っているんですけど」
「2万円?」
私は5万円くらい安くなるんじゃないかと勝手に想像していたので、がっかりしてしまった。
「それじゃあ、最初に見積もりをとった店にもっと安くならないか聞いてみるよ」と腹立ち紛れに私が言うと、営業マンはしばし絶句してしまった。
「いっぱいいっぱいの数字なんですよ、実際・・」
その時、日産の営業マンの顔が浮かんできた。ここで交渉を終わらせてしまったら、彼の面子も立たない気がする・・。どうしよう・・。と思っていたら、営業マンがカタログを取り出して、
「CDはいりますか?いらないなら外して、ラジオだけ付け直したら少し安くできますが・・」
何だよ、これは・・。値段にばかり拘っていたら、せっかくの新車が変なものになってしまいそうだ。もうこれ以上ガタガタ言ったらダメだな、と直感した。と同時に、もう細かなことを交渉するのが面倒になってしまった。こうした交渉をしていると、いつも途中で面倒くさくなってしまう。もっと粘り強く交渉するべきなのだろうが、これ以上考えても無駄だ、と結論を急ぎたくなった。もうこうなると、妻にお伺いを立てるのが一番間違いない、と経験上分かっているので、内線電話で妻に状況の説明をしてみた。
「もうそれでいいんじゃない」と妻があっさり答えたのを聞いて、私も一気に踏ん切りがついた。
「もういいです、その値段で買います」
私が電話を切ってそう伝えると、
「いいですか?本当に」と必死にパソコンを動かしていた営業マンは些か拍子抜けしたように答えた。
「はい、それでいいです」
物の値段など、安ければ安いに越したことはない。だが、いつまでも値切っていたところで切りがない。適当なところで、折れなければいけないわけだが、私の場合、多分それが早い段階で来てしまうように思う。何よりも粘りがない。すぐに面倒くさくなってしまう。お金に余裕などないから、たとえ1円でも安い方がいいに決まっている。それは重々分かっているつもりだが、すぐに我慢ができなくなってしまう。
「もういいや!!」
そんな簡単に決めていいものやら分からない。でも、こんな感じでずっとやってきたから今更直しようがない。かなり損をしてきたようにも思うが、逆にこんな感じだからこそ、今まで何とかやってこれたのかもしれない・・。などと楽天的なことを思いながら、また借金を増やしてしまうのだから、めでたい男であるのだけは確かだ。
だけど、エコカーへの買い替え補助金は本当に出るんだろうか?もし反対する政党があったら、その政党には未来永劫投票してやらないからな!!
昼過ぎ、紹介を受けたトヨタの営業マンがやって来た。日産からの紹介と言うのも何か変だが、名刺を出しながら自分がやって来た事情を話し始めた。そんなものは聞き流していたら、いつの間にかパソコンを取り出して何やらカチャカチャし始めた。だが、能書きなどいらないから、とにかく金額が聞きたい。私は単刀直入に「で、いくらになるんですか?」と聞いてみた。
「ええ・・、今朝この話をもらって、かなりの数字が出ていたんで、正直これ以上はなかなか大変なんですが、何とか頑張って2万円安くさせてもらおうかなと思っているんですけど」
「2万円?」
私は5万円くらい安くなるんじゃないかと勝手に想像していたので、がっかりしてしまった。
「それじゃあ、最初に見積もりをとった店にもっと安くならないか聞いてみるよ」と腹立ち紛れに私が言うと、営業マンはしばし絶句してしまった。
「いっぱいいっぱいの数字なんですよ、実際・・」
その時、日産の営業マンの顔が浮かんできた。ここで交渉を終わらせてしまったら、彼の面子も立たない気がする・・。どうしよう・・。と思っていたら、営業マンがカタログを取り出して、
「CDはいりますか?いらないなら外して、ラジオだけ付け直したら少し安くできますが・・」
何だよ、これは・・。値段にばかり拘っていたら、せっかくの新車が変なものになってしまいそうだ。もうこれ以上ガタガタ言ったらダメだな、と直感した。と同時に、もう細かなことを交渉するのが面倒になってしまった。こうした交渉をしていると、いつも途中で面倒くさくなってしまう。もっと粘り強く交渉するべきなのだろうが、これ以上考えても無駄だ、と結論を急ぎたくなった。もうこうなると、妻にお伺いを立てるのが一番間違いない、と経験上分かっているので、内線電話で妻に状況の説明をしてみた。
「もうそれでいいんじゃない」と妻があっさり答えたのを聞いて、私も一気に踏ん切りがついた。
「もういいです、その値段で買います」
私が電話を切ってそう伝えると、
「いいですか?本当に」と必死にパソコンを動かしていた営業マンは些か拍子抜けしたように答えた。
「はい、それでいいです」
物の値段など、安ければ安いに越したことはない。だが、いつまでも値切っていたところで切りがない。適当なところで、折れなければいけないわけだが、私の場合、多分それが早い段階で来てしまうように思う。何よりも粘りがない。すぐに面倒くさくなってしまう。お金に余裕などないから、たとえ1円でも安い方がいいに決まっている。それは重々分かっているつもりだが、すぐに我慢ができなくなってしまう。
「もういいや!!」
そんな簡単に決めていいものやら分からない。でも、こんな感じでずっとやってきたから今更直しようがない。かなり損をしてきたようにも思うが、逆にこんな感じだからこそ、今まで何とかやってこれたのかもしれない・・。などと楽天的なことを思いながら、また借金を増やしてしまうのだから、めでたい男であるのだけは確かだ。
だけど、エコカーへの買い替え補助金は本当に出るんだろうか?もし反対する政党があったら、その政党には未来永劫投票してやらないからな!!
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