毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
桜吹雪
桜もとうとう散り始めた。残念だが仕方ない。今年はいつになく長い間私たちの目を楽しませてくれた桜だけに、せめて心ゆくまで落花を楽しみたい、そんな心持ちで2週間前に花見を楽しんだ公園で、小宴を催した。参加者は私と妻と伯母、スーパーでつまみ程度のものを買ってきただけの、本当にちっぽけな宴だった。とは言え、主人公たる桜の落花が風にそよぎながら私たちの周りに積み重なる様は、人智を超えた見事さで私たちの心を打った。
「すごいねえ」
「きれいだねえ」
そんな言葉しか浮かばなかったのは少々残念だったが、本当に美しいものを目の前にしたら、言葉を失うのは当然かもしれない。「絵にも描けない美しさ」などというのは己の表現能力の限界を吐露するようであまり好きではないが、百万の言葉より1枚の写真の方がより的確に情景を表現する場合もあるのではないだろうか、などと映像よりも言葉に重きを置いて生きてきた人間としては、些かの悔しさも込めて思わざるを得ない…。(それはただ私の表現力のなさによるのかもしれないが・・)
雪と見紛うばかりに積み重なった桜花、いったい何枚の花弁が散り敷いているのだろう。百万ばかりではないだろうから、億は超えているのか、そんなことを話しながらグダグダ過ごしていたら、かなり酔っぱらってしまった。
「酔っぱらうのはいいけれど、時間があっという間に過ぎるのがもったいない」と私が言ったら、
「それでいいじゃん」
と言い放った妻の豪胆さにははたと感心した。確かにこの年になったら、あれこれ考えずに自分の楽しいと思うことさえできればいいじゃないか、そんな気もするが、簡単にそう割り切れない私だけに毎日ちっぽけなことで思い悩むのも仕方ないのかもしれない。
散る時は一気に散る桜の潔さを見習うことは私にはできないかもしれないが、せめてそうした気構えだけは心のどこかにもっていたいと思う。ややともすれば感情に押し流されて適切な判断ができない私には、桜花の果断さがうらやましい。
などと書けるのも、一日経ったからであって、小宴が終わった頃にはかなりの酩酊状態、家に帰ったらすぐに眠りこけてしまった私には、昨日という一日は半日くらいしかなかったような気がする。
でも、まあ、「それでいいじゃん」・・・。
「すごいねえ」
「きれいだねえ」
そんな言葉しか浮かばなかったのは少々残念だったが、本当に美しいものを目の前にしたら、言葉を失うのは当然かもしれない。「絵にも描けない美しさ」などというのは己の表現能力の限界を吐露するようであまり好きではないが、百万の言葉より1枚の写真の方がより的確に情景を表現する場合もあるのではないだろうか、などと映像よりも言葉に重きを置いて生きてきた人間としては、些かの悔しさも込めて思わざるを得ない…。(それはただ私の表現力のなさによるのかもしれないが・・)
雪と見紛うばかりに積み重なった桜花、いったい何枚の花弁が散り敷いているのだろう。百万ばかりではないだろうから、億は超えているのか、そんなことを話しながらグダグダ過ごしていたら、かなり酔っぱらってしまった。
「酔っぱらうのはいいけれど、時間があっという間に過ぎるのがもったいない」と私が言ったら、
「それでいいじゃん」
と言い放った妻の豪胆さにははたと感心した。確かにこの年になったら、あれこれ考えずに自分の楽しいと思うことさえできればいいじゃないか、そんな気もするが、簡単にそう割り切れない私だけに毎日ちっぽけなことで思い悩むのも仕方ないのかもしれない。
散る時は一気に散る桜の潔さを見習うことは私にはできないかもしれないが、せめてそうした気構えだけは心のどこかにもっていたいと思う。ややともすれば感情に押し流されて適切な判断ができない私には、桜花の果断さがうらやましい。
などと書けるのも、一日経ったからであって、小宴が終わった頃にはかなりの酩酊状態、家に帰ったらすぐに眠りこけてしまった私には、昨日という一日は半日くらいしかなかったような気がする。
でも、まあ、「それでいいじゃん」・・・。
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