じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

灯油の巡回販売

2018-10-25 12:13:29 | Weblog
☆ 今年も灯油の巡回販売の季節がやってきた。

☆ うちのあたりは「雪やこんこん」のメロディーの会社と「たきび」のメロディーの会社が回っている。

☆ 18リットル1,890円。原油高を反映してか今年はちょっと高めだ。

☆ この冬、寒くなりすぎなければ良いのだが。
コメント (3)

水越恵子「Too Far Away」

2018-10-25 04:36:22 | Weblog
☆ 最近、Youtubeで水越恵子(水越けいこ)さんの「Too Far Away」を聴いてうっとりしている。

☆ この歌、やしきたかじんさんのバージョンもいいけれど、水越恵子さんがいい。

☆ 水越けいこさんといえば「ほほにキスして」の印象が強いけれど、こんな素敵なバラードも歌われていたのですね。

☆ 秋の夜、遠く去ってしまった日々を思い出しながらしっとりした気分になっています。
コメント

カネとコネの医学部入試

2018-10-24 09:56:19 | Weblog
☆ 私大医学部入試不正をめぐる文科省の中間報告、女性や浪人生に対する不当な合格抑制と共に、カネとコネによる情実合格の実態が垣間見えた。

☆ 医学界の旧態たる徒弟制度の伝統か。「医は算術」の慣習か。

☆ 大学付属病院や関連施設の都合もあるのだろうが、実に不公正だ。この歪みを認識できず追認してきた教授会の鈍感さ、あるいは必要悪として容認してきた倫理観。「白い巨塔」は健在か。変だね。

☆ 医師になるには国家試験に合格しなければならず、その合格率を競うなら女性であれ浪人生であれ優秀な人材を育成すれば良いと思うのだが(合格率だけなら、できの悪い学生に受験させないという手もあるが)、違った実利的な論理があるのだろう。

☆ 文科省は大学名の公表を控え、大学の自主的な判断に委ねる姿勢だが、かえって疑心暗鬼になるなぁ。「犯人探し」が活発になるなぁ。ここはズバッと公表して早期に解決した方が良いと思うのだがね。それができない理由があるのだろうね。 
コメント

映画「八十日間世界一周」

2018-10-24 09:35:25 | Weblog
☆ 映画「八十日間世界一周」(1956年)を観た。

☆ 1872年、イギリスの名士・フォッグは「80日間で世界を一周する」として友人たちと賭けをする。当時80日で世界一周というのは無謀な挑戦だった。フォッグが成功するのか失敗に終わるのか、賭け好きのイギリス人気質を反映して大きな話題に。

☆ フォッグは風変わりな召使バスバルトゥと共に気球、蒸気機関車、馬車、時には駝鳥や象を乗り継いで世界一周を目指す。途中でいくつもの事件に巻き込まれる。果たして、刻限に間に合うのか。(バスナルトゥがいい味を出している。演じたのはメキシコ生まれのコメディアン、カンティンフラス)

☆ 当時の世界の風景が見事にカラー映像で映し出されている。セットの美術も壮大だ。風景とスタジオ撮りとの編集もうまく組み合わされており違和感がない。今ならドローンやヘリコプターを使った空撮もできるが、この時代では苦労が多かったことだろう。

☆ 3時間近い長い映画だったが楽しめた。有名なテーマ曲は気球のゆらゆら感をよく表している。有名俳優がちょい役で出演していて(カメオ出演)、エンドロールで「誰がどこに出てたかな」とクイズが出される。
コメント

村上龍「愛と幻想のファシズム(上)」

2018-10-23 17:42:03 | Weblog
☆ 村上龍さんの「愛と幻想のファシズム」(講談社文庫)を読んだ。現代版「わが闘争」といった作品だ。

☆ 北極圏で狩猟をしていた鈴原冬二は、通称「ゼロ」という男と出会い意気投合する。

☆ 時代は南米諸国から発した経済危機が世界に広がり、日本も財政破綻の危機に瀕している。そんな中、アメリカの大企業は「セブン」という組織をつくり、世界経済を牛耳ろうとしていた。

☆ カリスマ性を帯びた「トウジ」は政治結社「狩猟社」を結成。弱肉強食の社会を築こうとする。利用できる人や組織は利用し、邪魔者は私兵「クロマニヨン」を利用して社会的に抹殺する。

☆ 「トウジ」が目指す社会は実現されるのか。物語は下巻に進む。


☆ 私はファシズムが嫌いだ。本書を読みながら怒りも覚えるが、それがまた心地よい。この感情は何なのだろうか。危険なニオイを漂わせながら、それが読者をひきつける。フィクションであり続けることを望みながら。
コメント

「恣意的」だが「意図的」ではない

2018-10-23 10:29:30 | Weblog
☆ 中央省庁の「障がい者雇用水増し」問題。検証委員会はその実態を報告書にまとめ、「ずさんな対応」で「極めて由々しき事態」とした上で、「恣意的」ではあったが「意図的」ではなかったとの認識を示した。

☆ 「恣意的」と「意図的」、いったい何が違うのか。わざと水増しをやったことは認めるが悪意はなかったということか。「解釈の相違」というところは、脱税を指摘された企業の弁解のようだ。

☆ ところで「障害者雇用促進法(障害者の雇用の促進等に関する法律)」、意外と歴史は古い。その前身である「身体障害者雇用促進法」は、1960年に制定されている。その後、社会の変化に応じて改正が繰り返されているが、背景として世界的なノーマライゼーションの影響が大きい。

☆ 現行法では法定雇用率が定められ、その雇用が義務とされ、別途罰則も定められている。実際いくつかの企業が罰則の対象となっている。

☆ 民間企業には厳しいのに、本来推進すべき中央省庁の偽装ともいえるあり様は非難されてしかるべきだ。理想と現実、政治的思惑と現場とのギャップがあるということだろう。障がい者雇用に手間とカネがかかるということだろう。できないことは定めなければ良いのだが、そうなると国内外からの批判にさらされる。そこで都合よく数字合わせということか。

☆ 国会の証人喚問、議員や行政官は都合よく物忘れ(「記憶にない」)を繰り返すが、これからは「意図的ではない(解釈の違い、認識不足、過失)」といった発言も横行するかも。
コメント

プリンセス駅伝の動画を見て

2018-10-22 20:45:51 | Weblog
☆ プリンセス駅伝の動画を見た。

☆ 両ひざから血を流し四つん這いでタスキをつなごうとする選手。意識がもうろうとなり逆走の末、倒れ込んだ選手。

☆ どうして、ドクターストップがないんだろうか。

☆ スポーツには事故や体調不良がつきものだ。選手の気持ちはわかるが、300メートルにわたる四肢走行(走行と言えるかどうか)や脱水が原因と思われる意識障害は、どう見ても異常だ。生命の危険さえある。

☆ 審判が勝手に危険を判断できないとすれば、レギュレーションを変える必要があるのではなかろうか。決して美談ではないと思う。
コメント (2)

「ドコモショップ」予約制に

2018-10-22 13:04:25 | Weblog
☆ ドコモショップが予約制になるそうだ。確かに待ち時間が長い(時間帯にもよるが)。

☆ 先日、端末の不具合を相談すると結構時間がかかると言われた。「じゃあ、機種を変更します」というとすぐにカウンターに回してくれた。このあたりは店側のご都合か。

☆ ところでカウンターに座ってからの手続きが厄介だった。いちいちの説明、それにいくつサインを求められただろうか。更によくわからない課金される付加価値の営業。「今まで通りでいいから、早くして」と言っても、マニュアル通りの対応をしなければならないようで、なかなか帰らせてくれない。

☆ いつキレようかと思っていたが、何とかギリギリのところで終わった。

☆ とにかく機種の説明やプランの説明が煩雑で分かりにくい。結局何が何だかわからないままにサインだけして帰ってくることに。手続きや説明(告知)をもっと簡素化してくれないかなぁ。
コメント

柴田翔「されどわれらが日々ー」

2018-10-22 04:23:03 | Weblog
☆ 柴田翔さんの「されどわれらが日々ー」(文藝春秋)を読んだ。奥付に1978年5月1日第97刷とあるから、学生時代に1度読んだのだろう。ただ多分、当時はこの本を読むには若すぎたのかも知れない。そして今読むと、少し老いすぎたの知れないと感じた。

☆ 時代は、日本共産党が第6回全国協議会(六全協)で暴力革命路線を放棄した頃。1955年頃だ。「地下に潜る」や「山村工作」などその時代の空気は感じられるが、基本は恋愛小説だ。

☆ 婚約した幼なじみ。しかし2年間の付き合いの末、どうもしっくりこなくて、結局女性は主人公から離れて行ってしまう。

☆ 今読むとただそれだけなのだが、それが実に理屈っぽく描かれている。当時の人は今よりより深刻に生きていたのかも知れない。それともインテリゆえの苦悩なのだろうか。

☆ メールなどなかった時代。電話もまだそれほど普及していなかったのだろうか。お手頃に意思(情報)交換できる今の時代とは違って、心情は長文の手紙という形で表現されている。私信を作中に取り入れるというのはなかなか難しい試みだったと思うが、懺悔ともとれるこうした告白はドストエフスキーの作品にも見られる。

☆ あんな時代もあったねと思える日々。振り返ってみればすべてが人生の彩だ。
コメント

映画「わが命つきるとも」

2018-10-21 23:42:18 | Weblog
☆ 映画「わが命つきるとも」(1966年)を観た。「ユートピア」の作家として有名なトーマス・モアの話。

☆ 1528年、国王・ヘンリー8世は王妃キャサリンとの離婚をめぐりローマ法王と対立していた。そして自らイギリス国教会を創設、そのトップの座に座る。貴族や議員たちは王の報復を恐れてこれを認めるが、唯一、トーマス・モアだけが自らの信念をもとにこれを拒絶。王の逆鱗に触れ、反逆罪で斬首される。

☆ 絶対王政や教会の権威について、私には実感はない。ただ「悪法も法なり」と言って毒杯を仰いだソクラテスのように、自らの信念に従ったトーマス・モアの生きざまに感銘を受ける。処世のためには信念を曲げればよいのだが、彼にはそれができなかった。

☆ 離婚問題がきっかけになっているが、それは引き金に過ぎず、背後に教会と王権の権力争いがあったようだ。いずれにせよイエスがこの歴史を見たら、さぞ悲しむだろう。
コメント