1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

人間関係希薄な世の中に。

2016-06-29 11:31:50 | 法話
銀行のATMで若者が処理後通帳を凝視しながら少し離れ立ち止まると後ろに並んでいた爺様が「んっ」という顔で「あんた、もう終わったのか」と。問われた事を気付いていながら無言の若者にいきなりMaxで「返事せんか、このボケ」と怒号を。返事しない若者、すぐキレる年寄り。現代社会の縮図だね。

努力をした人は後悔は少ない。

2016-06-29 07:57:59 | 法話
夫に子種が無いと検査結果が出た2組の夫婦。その後1組はその土地を縁に命が授かることより3年もの間氏神へ日参。1組は先祖の力をと菩提寺へ10年間日参。結果2組共子宝を。仮に授からなかったとしてもやるだけの事をやった人は「何であの時努力を」などの後悔は残らない。愚痴る前にまず行動を。

病院では患者の治療が最優先では。

2016-06-28 16:44:38 | 法話
檀家が「治療中に主治医と看護師長が別の患者のことで口論に。処方された湿布が肌に合わなかったらしく多忙のドクターに気を遣い自分の判断で別の物を。それも合わずドクターに指示を願うと『君が最後まで治療したらどうだ』と。何、ドクターが気分を害したら拒否。患者の治療が最優先じゃないの」と。

癒し系の女房殿って有難い。

2016-06-28 11:38:54 | 法話
お寺の奥方を坊守(ぼうもり)さんとか寺庭(じてい)さんとかいう呼び名を。お寺の庭のように見ているだけで心が癒される雰囲気を持っている女性という意味。私も女房殿選びはそれを基本に。加えて常に笑顔、と不服を顔に出さないこと。今一つは木魚を親の仇ごとしばいて拝まんこと。仕事以外は勘弁。

老いてもまだ子育てを。

2016-06-28 07:16:12 | 法話
ある日突然爺様が痴呆に。婆様の顔に小便かけるやら、警察が家まで送って来るやらと。「とうとう爺様もきたな」と。が半年後その爺様に呼び止められ「俺が本当に痴呆になったとでも思ったか。お前の親父、変わったろうが」「爺様、狂言やったんか」と驚愕。仕事中心だった父を見事家庭に振り向かせた。