先日の記事で書いた、
坂本龍一のブログ「ひっかかり」が、アクセス不可で表示されない件、
今日の午前中、上の画像のとおり、「『ひっかかり』は終了しました。」と告知が出ているのを確認した。
サーバなどのトラブルではなく、「終了」だった。
それにしても、突然である。
それに、「終了」ではなく、これは、「閉鎖」という感じに近い。
なにか事前にそういう予定があり、表示されなくなったのなら、「終了」という感じもするが、こんなに突然では「閉鎖」という感じにしか受け取れない。
気になる、「終了」の仕方だ。
さらに気になるのは、その理由だろう。
坂本龍一自身の(社会)活動の性格上、どうしても余計な憶測を呼びそうである。僕もそのように考えがちだ。もちろん、それは杞憂であってほしい。
しかし、僕としては、少しばかり気になることがある。
これは、あくまでも僕の推測の域を出ないが、
僕の記憶に間違いがなければ(あやふやです)、最後の記事は、確か、北朝鮮の核実験が、今後の日本の核保有にきっかけを与えるものになるのを懸念する内容だったと思う。
このことと、今の官房長官が坂本龍一の友人であること、
が、なんらかの関係、あるいは影響を与えたのではないか、ということだ。
最後の記事の内容に対しては、当初、六ヶ所村の再処理工場に関する危険性をアピールしている運動(いわゆる「stop-rokkasho」。)をリードしている者としての資質を問われるような批判があったが、その後、現に政府内で核保有に関する議論が起こり、また、それに対して野党から厳しい追及があったのは周知の通りだ。
このあたりの流れで、時間が経つにしたがって、坂本龍一の立場に、なんらかの歪みが生じてきたのではないか、と思う。
そして、これまでやってきたブログの性格上、今後も起こりうる可能性が高いと判断し、とりあえず、閉鎖したのではないか?と個人的に感じている。
もちろん、何度も言うが、これは僕の勝手な推測である。たぶん、考えすぎであると思う。また、9月にも明らかになったように、単純に体調の問題かもしれない。
しかし、どちらにしても、理由がはっきりわからない状態では、ファンも不安(ダジャレではない)だろう。
TB。--------
「junzirog:坂本龍一のブログが、アクセス不可?で表示されず。」