先日、チャリンコで遠出をする機会があった。
電車の駅数で言うと5駅ぐらいに相当するだろうか、なので大した距離ではない。
2つほど所用があり、時間もあったのでテキトーに道を彷徨った。
ある住宅街の道を走っていたら、前からごみ収集車が収集作業をしながらやってきた。
道幅が狭かったので、端によってやり過ごそうと待っていた。
だいたいの地方公共団体のごみ収集車がそうであるように、ここでも、その車はごみ収集車が来たことを知らせる音楽を鳴らしていた。
不意に聴こえてきたその音楽は、いつもと明らかに様子が違う。
いつもなら、このあたりのごみ収集車の音楽は「おうまのおやこは~♪」である。
僕は、ごみ収集車をやり過ごした後もその場に留まり、その車が奏でる音楽が何であるかをわかるまで聴こうとしていた。
この音楽、どこかで聴いたことのあるフレーズだ、と自信があった。
さらに、僕は聴き続けた。
そして、次の瞬間、その自信は爆笑に変わった。
そう、いまさらであるが、ここは、東大阪市。
市もアピール不足を感じたからかどうかは知らないが、この曲をごみ収集車にまで利用しだしたようだ。
つんく♂さん自身は、この曲がごみ収集車にまで利用されることを想定していたのだろうか?
再始動した「シャ乱Q」もいまいち影の薄い今、つんく♂さんはこのことを知ったら、どう感じるのだろう?と余計な心配をしてしまうのである。
(ちゃんと許可を得て、本人も知っているんでしょうけどね。)
と、言ってはいるものの、僕は、(音楽)業界にとって、つんく♂さんの存在は必要不可欠だったはず、と今でも思っている。
TB。--------
「junzirog:つんく♂さんが、東大阪市のイメージソングを作曲。」