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小室哲哉、「先生」から「容疑者」へ。

2008年11月05日 11時42分48秒 | 社会・経済
何だか複雑な心境やね。
ファンでも何でもなかったけど、一時期でもあれだけ世の中を席巻した人物が逮捕されるようなことになるとは、他の道がなかったのか?と思ってしまう。誰か止める人間も周りにいなかったのか?と。
犯罪の内容からしても、一時期に日本を代表したミュージシャンだけに、日本の音楽文化のモラルまで疑われるような気さえする。

また、彼の詐欺と同じように自分の知名度や立場を利用して、何らかのことを強要するのも、僕は違和感を覚える。法律を犯したか、どうか、の違いだけで、本質的には変わらないような気がする。もちろん、それによって彼を弁護するつもりもないが。

僕は、ちょうど「TM NETWORK」が全盛だった高校時代から、彼の音楽には何ら魅力を感じなかったが、作品として一人立ちしている、数多くの楽曲(の魂)が可哀想に思える。また、その楽曲は、今回の詐欺に道具として利用されてしまった。
さらに言えば、このようなことができてしまうところに、彼の音楽活動が商業主義的色彩の非常に濃いことを裏付けているように思う。

これで、小室哲哉の時代も、一旦、終わりを迎えた想いと同時に、かつてその音楽を同じように利用したとも言える小泉元総理の「小泉的なるもの」も終焉に向かっているとの思いがする。

コメント (2)
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