カヘッカヘッカヘッ pic.twitter.com/uUYHjaNMsX
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) July 13, 2023
何気に観てきました。
本当に思いつきでした。
予定が変わって、ネットで上映映画館を調べたらその場で席が予約できて、まだ空いていたので。
で、
何の事前予備知識もなかったので、誰がどの声をやっているのか、さっぱりわからなかったのですが、やはり冒頭から戦争のシーンから始まって、そこは予想通りだったので、もう宮崎駿さんがどのようなことを伝えたいのか、大雑把ながらわかったような気がして、そんな泣くような映画ではないのですが、その想いがガツガツ伝わって冒頭からずっと泣いていました。年甲斐もなく。
いや歳なんて関係ないのかもしれません。
とにかく、あの人もこの人も僕も大嫌いな戦争が、今まことしやかに現実味を帯びてきている日本で、いやウクライナではもう起こっていて、ひとつ間違えれば世界大戦な状況で、ウクライナが負ければ次は日本で戦争が起こるかもしれない、そんな状況で誰もマスコミもそれはまだ言っていなくて、けれどまだ日本人は浮かれていて、でもわかっている人はわかっていて、常識より良識。それを持った者が人の上に立たないと。このまま悪意の世の中が続けば確実に日本は火の海になるのは見える。そうなるのであれば今はまさしく戦前。
そんなある種シリアスな状況を、たっぷりとしたユーモアをこめて描き切る。
82歳でいまだ現役を見せつけた宮崎駿さん。
我々も負けていられない。頑張らないといけない。
いや、それこそ彼の意志(石)を受け継ぐ者はいないのか?
受け継ぐ者は同じ考え方を持った者に限られる。
それが育っていないとも言えるのでしょう。
安心して後進に託せないのかもしれません。
それはますます危機的な状況が深刻化することを指すのかもしれない。
世界の日本の後進すべての者が奮起しなければならない。
自分にも言い聞かせながら。
まさしく「君たちはどう生きるか」