「偽自民党問題」発覚！

「偽メール問題」に端を発した民主党の代表選挙。

おおかたの予想通り、小沢さんに決まった。

マスコミでは、元自民党幹事長の小沢さんに決まったことで、ますます「二大政党」への流れが加速しそうだ、との、なんだかのん気な論評が出ていた。

でも、小沢さんは、自民党の幹事長をしていただけでなく、自民党の主流派閥の、それも重要な人間だったことも忘れてはならない。野党としての機能さえも失っている今、民主党も、ただの自民党の亜流政党になってしまいそうなそんな気がする。すなわち、「偽メール」ならぬ、「偽自民党」だ。

また、今回の代表選で、小沢さんは何度も「政権をとる」ことを強調していたが、民主党が政権をとったところで、国民が幸せになるかどうかは、はっきり言って、別問題。むしろ、余計に不幸にする可能性だってあるわけだ。それを思うと、菅さんが「最小不幸社会」という言葉を使っていたが、なぜ、もっと早く、それをあなたが代表を務めている時の国会議員選挙で国民の前で使わなかったのか？これもまた、使うタイミングも相手も間違っている。菅さんも菅さんだ。（キャッチコピー的には、「最大幸福社会」と使ったほうが良いのだろうが）

そして、これもどこのマスコミでも言われているが、小沢さんに民主党を救えるか？ということ。

無理だと思いませんか？

偽メールに騙され、そんなガゼの情報源でも公開してしまい、すぐに責任を取れなかった組織に未来があるとお思いですか？

小沢さんに期待することは、だた、ひとつ。その破壊的手腕で、民主党を自ら解党すること、それだけ。

「二大政党」の流れも、良いのか、悪いのか、単にアメリカ追従なのか、いまいち国民には知らされないまま、どこのだれが仕組んだのか、策略か何かわからないが、どんどん進んでいきそうな流れを、ここらで、一回リセットし、国民に考える時間を与えるためにも、そのほうが良いと思う。

ちなみに、言っておきますが僕は自民党支持者ではありません。強いて言えば、無党派層かな？

まぁ、ここで言ったことが、この先の未来、くだらんひとり言になってくれていることを期待しますがね。