個人的にはまだ新型コロナに対しての正式な特効薬が国内になく世の中に重症化する恐れのある人が高齢者や子供、基礎疾患を持っている方などそれなりの数がいらっしゃる中で、とりあえずの感染予防策であるマスクを、とりあえずつけない方針にするのは少し違和感があり、また3月いっぱいまではインフルエンザに対しても注意をしなければならないことを考えると、学校の卒業式も「児童生徒らはマスクを着用せずに出席することを基本とする」としていることに違和感を感じます。科学的根拠よりも感情論が優先されているように感じるからです。
特に卒業式での「最後はちゃんと顔を見て」というのはまともに感情論を優先しているように思え、それが同調圧力を生みそれでもマスクをしなければならなかった児童生徒とその保護者に罪悪感を与えてしまうように思います。
そして何よりも、「個人の判断に委ねる」という方針自体が僕は考え方によっては政府の政府としての仕事を放棄しているように思え、今回の方針で決められているケースごとの細かい対応もすべての国民に周知徹底を結果的にできるのかどうか疑問です。
特に卒業式での「最後はちゃんと顔を見て」というのはまともに感情論を優先しているように思え、それが同調圧力を生みそれでもマスクをしなければならなかった児童生徒とその保護者に罪悪感を与えてしまうように思います。
そして何よりも、「個人の判断に委ねる」という方針自体が僕は考え方によっては政府の政府としての仕事を放棄しているように思え、今回の方針で決められているケースごとの細かい対応もすべての国民に周知徹底を結果的にできるのかどうか疑問です。
ただ、このケースごとの細かい対応自体はそれで良いと僕は考えます。
記事には「全員が着席できる新幹線や高速バス内でのマスクを不要とする一方、混雑する通勤電車やバスでは引き続き着用を勧める。重症化リスクの高い人がいる医療機関や高齢者施設を訪れる際も推奨する。症状がある人や陽性者、同居家族には原則として外出を控えてもらい、通院などでやむを得ず外に出る場合はマスク着用を求める。」とあり、指針がこの内容なのであれば妥当な判断だと思います。むしろこの指針を前面に出してほしいですし、周知徹底のためにもそのほうが良いのではないでしょうか?
この指針にわざわざ「個人の判断に委ねる」という言葉をつけるところに政治家としての責任逃れのような印象を受け、このブログでも以前から書いている劣化した政治家たちの自分たちの逃げ道だけはちゃんと作っておく、象徴的な出来事のようにも思えました。
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