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サザンオールスターズ 「ピースとハイライト」 =思い出す音楽 その98=

2022年11月20日 21時33分33秒 | 音楽

今回も公式の動画です。
何かご紹介するのにも安心感があります。
やっぱり良いですね、公式の動画。


さて、今回もサザンオールスターズで「ピースとハイライト」です。
リリースが2013年8月で、その約2年後の2015年3月にリリースされたアルバム「葡萄(ぶどう)」の5曲目に収録されています。
この曲は前回で取り上げた「I AM YOUR SINGER」のリリース、「真夏の大感謝祭」ライブの後、その翌年から無期限活動休止に入り、5年経過した後の活動休止明けにリリースされた曲であり、その5年の間に東日本大震災があり、それに伴う原発事故により、世の中の雰囲気が何か決定的に変わった後でちょうど世の中では「ヘイトスピーチ」というものが社会問題となっていた時期でした。
世界でもアメリカと中国、ロシア、アラブ諸国等、様々な対立の構図が目立ち始めていたわけで、そういったいろいろな対立の構図をひっくるめてテーマに据えて制作した曲と言えるでしょう。

それにしても、この曲のタイトルを初めて聞いた時「うまいなぁ」と思いました。タバコの銘柄で世の中のイデオロギーをたとえているわけですからなかなかできたタイトルです。
そして、サザンオールスターズがこのような社会的なテーマをちゃんと扱えること自体がちゃんとしたアーティスト・芸術家であることの証左でありビックネームたる所以であり、そのことを明確に表しているのがこの曲・作品であると言えるでしょう。
そのようなことの上に何よりも訴求したかったのは、「私は日本を愛する者ですし、平和を願う者として、“希望の苗を植えていこうよ、地上に愛を植えていこうよ”というメッセージをお伝えしたい。」(Wikipediaより) でしょう。
本当に表現の世界が大きいのです。

とかく世の中には「音楽に政治を持ちこむな」などど仰り、作品に社会性などを含むことを嫌う人もいるようですが、僕はある程度の社会性・社会的なこと、社会風刺、訴求がなければ「芸術」ではないと思っています。
昔から世界でも日本でも芸術はその時の為政者に対する皮肉・風刺から出てきているわけで、お上を風刺して共感を得て笑いを取るというようなことは日本でも落語などの演芸で行われてきていることです。そのようなことを徹底的に排除された作品はただの「自慰」であり「オナニー」と思っています。
っと、熱くなってしまいましたが、「都合のいい解釈」だったでしょうか?

そこまで熱くなってしまうぐらい僕のこの曲の評価は高いのです。というか、僕はサザンがこのような曲を制作し歌ってくれたことがとても嬉しかったです。
サザンオールスターズ・桑田佳祐さんの曲は非常に多いですが、この曲は僕の中では必ず上位にくる曲でしょう。
そういえば、こんな「替え歌」もやっていましたね。

関連リンク。========


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ところで、桑田佳祐さんのベストアルバムのリリース直前!!

 
 
 
 
 
僕も買います。

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