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リテラシーというのは、生活の様々な場面で必要となるもの。

2024年11月23日 23時55分00秒 | 社会・経済
メルカリについては、スタート当初から問題がありそうに感じて、そもそもアカウントさえも作っていませんでした。
大袈裟に書くと、当時他の似たサービスで犯罪の温床になっているものがあり、これもそうなるのではないか?と思っていたからです。

それでも生きていると利用が必要なことがあり、わざわざアカウントを作成し利用したことがあり、その後も数回しか利用したことがないですが、それだけサービスとしての需要が大きくなっていることを示していると言えます。

ただ、最近は予想した犯罪の温床というより、そのような部分も含めて、イレギュラーなことが起こった際のメルカリとしての会社(サービス提供側)としての対応が問題になっているように思います。

今年9月にNHKの「プロジェクトX」でメルカリ社を取り上げていましたが、まだまだ問題があるサービスについての番組への取り上げについては、まだ時期尚早ではないか?と違和感がありました。
スマホのアプリとしての取り上げではありましたが、それであればまた違う取り上げ方があったのではないかと思うのです。

いずれにしても、そんなメルカリのサービスについては利用する側としていろいろな側面でのリテラシーが必要と思いました。

●スタート当初からの僕もいだいたような懸念
現在も、「返品詐欺」ということが起こっていたり、犯罪の温床となっているとも言えます。

●フリーマーケットをインターネット上で行っている点
リアルで行われているフリマで担保されているような信頼性が、インターネット上でそもそもどの程度確保されているのか。
そして、そもそもこの点が犯罪の温床となる部分とも大いに関係があります。

●メルカリ社自体に対する点
犯罪の温床となる可能性が十分に考えられる中で、それでもビジネスとしてサービスを提供したわけですから、ビジネスのリスクとしてその点をどの程度重要に考え、実際に犯罪行為がサービス内で行われた時にサービス提供側としてどのように対処し、被害に遭ったユーザーさんを守るかを想定していたのか?
また現時点で考えるならば、これまでにいろいろとあったイレギュラー時対応の問題点をどう捉え、改善がなされてきているか?

●取引相手を見分ける点
実際に利用する際に、相手の信頼性をどのように見極めるか。
そもそもアカウントの評価だけではわからない部分もあり、出品の内容や出品の出し方などでも判断したほうが良いのかもしれません。

と、言葉にするといろいろと面倒なんですが、ユーザーとして自分が被害に遭わないようにするためにも、また実際に被害に遭った時を想定するためにも、この程度のことは考えておいたほうが良いのではないか?と思うのです。
で、「ちょっと、それは…。」と思う点があれば、利用するのはやめておいた方が良いです。
ま、僕なんかは神経質ですから、最初の項目で「やめとこう」と思っていたわけですが…。(単に怖がり、腰抜け野郎)

けれど、今回リンクしたニュース記事を読むと良い方向には向かっているようですから、この調子でユーザーが被害者にならないように努力を続けてもらいたいものです。

確かに、もう中古でしか手に入らないものを手に入れるには、単に企業がやる中古市場だけでは難しい場合があり、その可能性を高めている点については評価できますし、手に入れやすくしている点では便利です。
ただ、取引相手を見分けるリテラシーは必要なわけです。

というようなわけで、「メルカリを利用」するだけでも、このようなリテラシーを持っておいたほうが良いわけで、もちろんなくても利用はできるんですが、そのあたりが難しく感じる方もおられるわけで、しかしなければ決定的に防げるトラブルもあるわけですから、いわゆる「用心深さ」という言葉に代えて理解するのも良いので、リテラシーは持っていないよりは持っておいたほうが良いわけです。

今後、折を見てリテラシーについては触れる機会をつくるようにします。

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