なにをやっているんでしょうね?
1986年のチェルノブイリ原発事故の際、その影響を最も受けたのはウクライナ、ロシア、ベラルーシのはずなのに、その忌まわしき経験を共有しているはずなのに、なぜこんな無謀なことをするのか?
今のところ、ザポロジエ(ザポロージェ)原発からの放射能漏れは辛うじてないようですが、ひとたびそんなことがあった場合、チェルノブイリ原発事故の10倍と言われているその忌まわしき影響を再びそして最も受けるのはロシア自身のはずです。だから、こんなことをするとは思ってもみませんでした。
ロシアは、なぜ原発を攻撃したのか?
まぁ、やはり言ってしまえば、
アホやから
と思います。それしかないでしょう。
そもそももうウクライナに侵攻していること自体が狂気の沙汰ですよね。
プーチンも狂っているとしか言いようがないです。
素人なりに冷静に考えれば、それだけロシアは追い込まれているのかもしれませんし、もしかすると、チェルノブイリ原発の次に今回ヨーロッパ最大規模のザポロジエ 原発を制圧し、ロシアが有利に事を進めていることをアピールしたいのでしょうか?
しかし、原発は制圧することによって電力供給を断ち敵の市民生活に打撃を与えたりすることなど一定の意味はありますが、そもそも軍事施設ではないのでガチで交戦する可能性が少ないことを考えれば制圧しやすいとも言えます。
ということは、ロシア軍にそんなに戦闘能力はないのか?規模が大きいだけなのか?そんな風に感じることもできます。
ただ、どちらにしても先に書きましたとおり放射能漏れだけは気になります。
制圧された時、ザポロジエ原発は4号機だけが稼働。(止めてほしいし、止めたのでしょうか?)訓練施設が主に被害を受け、1号機が被弾したとか。
これより前、現地のウクライナ市民はロシア軍が原発に行かないようにバリケードなどを作り抵抗していたようです。
今後、原発はどうなるのか?
制圧されたチェルノブイリ原発とザポロジエ原発は言わば人質ということになるのでしょうか。
ロシア軍の手によって放射能漏れが発生し周辺各国に再び放射能汚染の影響を与えさせる。さらにそれはしだいに世界中に広がっていく…。
そのように想像すると、ロシアが西側各国からすでに受けている経済制裁などへの報復と考えることもでき現実味を帯びないわけでもない…。
恐ろしいです。
それとは別にロシアは核兵器の存在もちらつかせています。
どこまでも悲観的観測ができてしまいますが、
核兵器禁止条約も存在しているこの世の中に、それを行使してしまったり、またその結果、ウクライナ政府が転覆したりウクライナが占領され「力による(一方的な)現状変更」が成功してしまった場合、世界でそれが前例(誘因)となって、日本の周辺で言うと中国が台湾を侵攻する可能性も出てきます。
先日も書きましたが、もはや「対岸の火事」「他人事」ではないように思います。
日本国内でも業界によってはビジネスにこの影響が出てきている話はすでに聞こえてきますし、身の周りでも取引先の一部に影響が出てきているような話も聞いている方もいらっしゃるでしょう。
台湾ばかりでなく、西側諸国、特にアメリカの動きも見ておく必要はあり、何がきっかけで「参戦」になるかもわかりません。そうなると確実に「第3次世界大戦」です。
新型コロナウィルスの状況も注視しないといけませんが、国際情勢も気にかけておかねばなりません。
(コロナ禍の中で戦争をはじめ、さらに世界に懸念を増やすプーチンに怒りしかないです。)
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平和を願うメッセージ 瀬戸内寂聴×美輪明宏 - junzirogoo!!!
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