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「被扶養者現況申立書」って?

2022年12月03日 23時12分00秒 | 社会・経済
会社勤めの皆様、毎年恒例の「年末調整」、無事書類提出されましたか?

僕も何とか提出いたしました。
「令和5年分 給与所得者の扶養控除等申告書」が前年のものとは書式が一部変わっていました。
どうも日本に住んでいない被扶養者の状況を確認したげな感じがします。(実際の狙いは僕にはわかりません)
いずれにしても被扶養者の確認をちょっと厳しくしているような…。

それに伴ったものかわかりませんが、今年、年末調整の一連の書類を提出する少し前、会社から、

「被扶養者現況申立書」

という書類を「記入お願いできますか?」と会社の総務部のイケメン社員さんから渡されました。

母を被扶養者にしてから数年たっているのにもかかわらず、初めて提出を求められる書類なので、思わず、

「なんでですか?」

と、聞いてしまったのですが、

「該当する人は提出してもらっているので。」

と言われ、

「わかりました。」

と受け取ったのですが、やはり気になるんですよね。
ネットでも調べたのですが、いまいちハッキリしない。
それで、どうしてもハッキリさせたいことだけをハッキリさせました。

・なぜ?今回僕が提出対象になっているのか?
・なぜ?今なのか?

それをまず総務部のイケメン社員さんに聞いてみたのですが、
もちろんのところ、僕が親と同居しているのはご存知で、今回「協会けんぽ」から被扶養者現況確認というものが会社に対してリストで送られてきたものに、僕のは「別居」になっていたため、「被扶養者現況申立書」を記入しないといけなくなっているようです。
時期的には毎年この11月ぐらいなんだそうです。

気になるのは、親とは住民票の世帯を分けていること。
でも、もう数年前からこの状態でしたから、どうして今年だけそうなっているのか?は不明とのことでした。

で、
同じ質問を協会けんぽの管轄支部に電話をして聞いてみました。
すると、
やはり、住民票で世帯を分けていることが「別居」となっている理由らしく、今年になって「被扶養者現況申立書」を記入しないといけなくなっているのは、基本的にマイナンバーで照会している結果ということのようです。

これがはっきりわからないのが嫌な気分なのですが、毎年マイナンバーの照会を一人ひとりしているわけではないようで、たまたま僕に関しては「今年」だったということのようです。
それで照会をしたら単純に住民票が世帯分けされていたので、「別居」という結果になったようです。
またネットなどをみると数年前(平成30年・2018年頃?)に法律が変わったか何かで運用が厳しくなっているのも影響している可能性もありそうです。

いずれにしても、実際事実「同居」ですので、その旨伝えましたら、

・「被扶養者現況申立書」は提出不要。
・総務部担当者にリスト上の「別居」の表示を二重線で消して「同居」に書き換えてください。(総務部担当者からお問い合わせあれば、こちらでご案内しますのでお伝えください、とも言われました。)

とのこと。
どうも協会けんぽのほうで同じ住所であることがあらためて確認できれば、OKのようです。

ということで、何でも聞いてみるものですね。
注:同じようなケースでもお住いの自治体、協会けんぽの管轄支部などで判断が違う可能性もございますので、必ず各自でご確認ください。

今後も来年以降続くようであれば、現状世帯分けのメリットがそんなにあるようにも思いませんので、世帯を一緒にすることも考えてもいいかもしれません。
それと、昨今の国の社会保障制度の変なセコさも感じられずにはいられませんでした。
もうちょっと他にすることあるでしょう!と。

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