事件から一週間たちました。
上記は7月11日月曜日の共同通信の記事です。
これまでにいろいろな疑惑があった人物ですから各マスコミは非常にその取扱いにデリケートになっているようです。
今の報道はやたらと旧・統一協会(以下、統一協会とします。以前の正式名称が「世界基督教統一神霊協会」ですので、「教会」ではなく「協会」が正しいです。)と安倍氏の関係を背景としたものになっているようですが、特にテレビを中心にまだその関係を明言するすることには尻込みしているようです。
しかしながら、ネット上では安倍氏と統一協会の関係について明言している記事やツイート等を結構以前から見てきています。
いつからだったか?正確な記憶がありませんが、ちょうど著述家・菅野完氏の「日本会議の研究」を読み終えた以降の話になると思います。
もう5年以上前の話ですね。
政治(特に自民党)と日本会議との関わりについても書かれていますが、日本会議は宗教団体「生長の家」と昔に関わりがあり(現在は「生長の家」はまったく関係ありません)、その後、ネット上などでは日本会議ばかりではなく、神社本庁(神道政治連盟)や統一協会などとも関わりがある、との話の流れだったように思います。
関わり自体は様々な陳情等がいろいろなところからやってくる政党・政治家としての立場上問題ないのかもしれません。公明党と創価学会との関係については皆様も広くご存知の通りです。
それよりも実際にやっていること、その関係の内容に問題があるということでしょう。
このあたりのことは、冒頭にも書いたように非常にデリケートなことであり、また今後の警察の捜査やマスコミからの情報などがどのような内容になっていくかわかりませんし、まだ表に出てきていることは少しのように思います。
テレビや新聞からの情報も大いにリテラシーを持って、その情報に自分なりの分析を持つ必要もあるでしょう。そもそも間違った情報が流される可能性もあるので注意が必要です。
同時に今のマスコミの例えば「劣化」状態もわかることになるかもしれませんし読者の皆様ご自身もさらなるリテラシーの強化等、いろいろと勉強になる可能性があるでしょう。
そのような意味では、この事件は現在進行形で僕も含めたすべての国民の皆様が、社会、政治、宗教、倫理、マスコミを含めた世論、などなどあらゆるその他のことについて「試されている」ということも見えてくることなのかもしれません。
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