はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

日本百名山の蓼科山に登りました(前)

2024-10-05 19:15:15 | 山歩き
信州の旅、二日目は蓼科山(たてしなやま)に登りました。
白樺湖から眺める蓼科山です。


蓼科山は深田久弥の「日本百名山」の一座で、その端正な姿から諏訪富士とも呼ばれています。
最短コースなら往復3時間半ほどで登れるので、初心者向けの山と紹介されています。
しかし、実際に歩いてみると滑りやすい石がゴロゴロした道や山頂付近の大きな岩の道に苦労しました。

下諏訪から車で1時間ほど走って、最短コースの登山口である七合目駐車場に着きました。
午前7時、蓼科神社の鳥居をくぐって登山開始です。


最初は傾斜の緩やかな道を登っていきます。


山の西側なので朝日が届かず、まだ薄暗い中を進みました。


針葉樹の林の中を進みます。謎のケルンがありました。


50分ほど歩いたでしょうか。後ろを振り返ると、鹿島槍ヶ岳が見えました。


徐々に傾斜が増し、石ころがゴロゴロする道に変わってきました。


林の斜面もきつくなってきました。


ブレていますが、道が荒れているのがわかるでしょうか。下山では足が滑って厄介でした。


かなり登ってきた所で振り返ると、白馬三山も見えました。これは頂上からの景色が期待できそうです。


やっと光が届くようになりました。道端の苔も綺麗でした。


前方が開けてきました。将軍平にある蓼科荘も近いようです。


蓼科荘に到着です。コースタイムは1時間25分ですが、1時間45分かかりました。


お土産がたくさん並んでいました。


八ヶ岳ブルーと白い雲です。


蓼科荘あたりの黄葉です。


蓼科荘から頂上まではコースタイム30分ですが、ここからが本当に大変でした。


ゴツゴツした岩場がどこまでも続きます。


ストックもたたんで必死に岩場を登りました。久しぶりに辛いと思いながらの登りでした。
途中で景色の良い所もありましたが、写真を撮る余裕もありませんでした。

なんとか頂上山荘も過ぎて、やっと頂上が見えてきました。(同行のMさん撮影)


フラフラになりながら三角点にタッチです。(Mさん撮影)


標高は2530mです。7時に登山口を出発して、到着時刻は9時40分でした。

ここでやっとカメラを出して撮影開始です。


9月のはじめに登った八ヶ岳の赤岳方面です。


南アルプス方面もよく見えました。


頂上付近は、ゴツゴツとした石が転がる荒涼とした世界でした。


7時に登山口を出発して、到着時刻は9時40分だったので、2時間40分もかかりました。
コースタイムは1時間55分なので、約1.5倍です。
最近はこのペースでしか歩けません(笑)

次回は山頂からの360度の景色です。

※登山日 2024.10.2


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