菅の台からバスとロープウェイを乗り継いで、千畳敷へやって来ました。ここの標高はすでに2,600メートルを超えています。
千畳敷から乗越浄土への道を見上げます。一番低くなっている所が乗越浄土です。とりあえず、そこをめざして登っていきます。
乗越浄土までのコースタイムは50分です。「50分なんてちょろいもん」なんて、そのときは舐めていたのですが。
もうお盆も過ぎて、高山植物の盛りも過ぎたのでしょうか。思ったより少なかったです。これはヨツバシオガマかな。
しらび平で楽しみにしていたのが、南アルプスの展望と富士山ですが、雲が多くて富士山は見えませんでした。
甲斐駒ヶ岳のシルエットです。
トリカブトと思っていたのですが、調べてみたらサクライウズという花らしいです。どうも違いがわかりません。
これはオトギリソウでしょうか。
乗越方面を見上げると、速い人はもう大きな岩のあたりまで行っているようです。
宝剣岳を見上げます。
傾斜もきつくなり、まだまだ先は長そうです。
振り返ると、ロープウェイ駅からそんな歩いていないことに気がつきました。
そして、このあたりから何か調子が変だと思いはじめました。ちょっと足が攣りそうな予感もしました。
一番のロープウェイで来たのですが、同じ便で来た人たちは、かなり上まで行ったようです。
後から後から登って来る小さな子どもやお年寄りにも、どんどん追い抜かれて行きます。(自分も年寄りですが(笑))
高山植物が励ましてくれるのですが、どうもペースが上がりません。これはウメバチソウでしょうか。
かなり登って来たようですが、この時点で1時間を超えていました。
空が近づいてきました。
最後の方はこんな道です。危なそうに見えますが、危険なことはありません。最後の力を振り絞って登ります。
ほぼ稜線のあたりから登ってきた道を振り返りました。ここまで1時間25分もかかってしまいました。
この写真もピンボケですが、どうやらカメラも調子が悪くなってきたようです。オートフォーカスがどうもおかしいようです。
そして、バテバテでなんとか乗越浄土にとうちゃこです。結局、1時間30分ほどかかりました。コースタイムの2倍近い時間です。
このあと、近くにあったベンチに座り込んでしばらくぐったりしていました。
症状は、吐き気と頭痛と足の攣りかけです。その時は、暑かったせいもあるので熱中症かと思っていたのですが、よく考えたら軽い高山病ですね。
多分、夜に運転をして来た睡眠不足とロープウェイで一気に標高を上げた、ということから来ているのでしょう。
しかし、一番の原因は日頃の不摂生でしょう。2週間あまり、外にも出ないでエアコンの部屋に閉じこもっていたのですから。
こんな時は無理をしないで、さっさと下山することです。
<つづきます>
※訪問日 2020.8.18
千畳敷から乗越浄土への道を見上げます。一番低くなっている所が乗越浄土です。とりあえず、そこをめざして登っていきます。
乗越浄土までのコースタイムは50分です。「50分なんてちょろいもん」なんて、そのときは舐めていたのですが。
もうお盆も過ぎて、高山植物の盛りも過ぎたのでしょうか。思ったより少なかったです。これはヨツバシオガマかな。
しらび平で楽しみにしていたのが、南アルプスの展望と富士山ですが、雲が多くて富士山は見えませんでした。
甲斐駒ヶ岳のシルエットです。
トリカブトと思っていたのですが、調べてみたらサクライウズという花らしいです。どうも違いがわかりません。
これはオトギリソウでしょうか。
乗越方面を見上げると、速い人はもう大きな岩のあたりまで行っているようです。
宝剣岳を見上げます。
傾斜もきつくなり、まだまだ先は長そうです。
振り返ると、ロープウェイ駅からそんな歩いていないことに気がつきました。
そして、このあたりから何か調子が変だと思いはじめました。ちょっと足が攣りそうな予感もしました。
一番のロープウェイで来たのですが、同じ便で来た人たちは、かなり上まで行ったようです。
後から後から登って来る小さな子どもやお年寄りにも、どんどん追い抜かれて行きます。(自分も年寄りですが(笑))
高山植物が励ましてくれるのですが、どうもペースが上がりません。これはウメバチソウでしょうか。
かなり登って来たようですが、この時点で1時間を超えていました。
空が近づいてきました。
最後の方はこんな道です。危なそうに見えますが、危険なことはありません。最後の力を振り絞って登ります。
ほぼ稜線のあたりから登ってきた道を振り返りました。ここまで1時間25分もかかってしまいました。
この写真もピンボケですが、どうやらカメラも調子が悪くなってきたようです。オートフォーカスがどうもおかしいようです。
そして、バテバテでなんとか乗越浄土にとうちゃこです。結局、1時間30分ほどかかりました。コースタイムの2倍近い時間です。
このあと、近くにあったベンチに座り込んでしばらくぐったりしていました。
症状は、吐き気と頭痛と足の攣りかけです。その時は、暑かったせいもあるので熱中症かと思っていたのですが、よく考えたら軽い高山病ですね。
多分、夜に運転をして来た睡眠不足とロープウェイで一気に標高を上げた、ということから来ているのでしょう。
しかし、一番の原因は日頃の不摂生でしょう。2週間あまり、外にも出ないでエアコンの部屋に閉じこもっていたのですから。
こんな時は無理をしないで、さっさと下山することです。
<つづきます>
※訪問日 2020.8.18
頑張りましたね。
素敵なお写真ありがとうございます❗
こんばんは。
バテバテでしたがなんとか
乗越までは頑張りました。
素敵な写真と言ってもらって嬉しいです。
コメントありがとうございます。
お疲れ様です。
はりさんがこれだけしんどい目をするなんて、よほど調子が悪かったのですね。
軽い高山病だったようですね。
バスとロープウエイで簡単に行けると言っても標高が2600〜2700mmですからね。
本当にカールの緑が綺麗ですね。
初めて行った時は、コバイケイソウが見事に咲いた年でしたが、生憎の雨でした。
2回目は10月2日で、紅葉は綺麗でしたが寒かったのを覚えています。
3度目が2月のあの日でした。
レンズもこの辺りから調子が悪くなってきたのですね。
一度は乗越浄土までは行ってみたいと思ってましたが、もう無理でしょうね。
見下ろす千畳敷カールの風景を撮ってみたいものです。
サクライウズ (桜井烏頭)はトリカブトの仲間ですね。
キタザワブシとも呼ばれるようです。
ビラデスト今津の平池では、よく似たキタヤマブシ(イブキトリカブトの仲間)が咲きます。
千畳敷カールではすでに、高山植物の季節は終わりを告げているようですね。
次回も楽しみにしています。
こんばんは。
調子が悪かったのは色々な要因が重なったのでしょうが
やはり、自分の年齢を忘れてはいけませんね(笑)
冬の千畳敷はtakayanさんや錫杖さんの写真を見て
ぜひ訪ねてみたいと思いました。
takayanさんも初めから乗越まで2時間くらいと考えれば
ゆっくりと十分登れると思いますよ。
ただ持って行くレンズは厳選してくださいね(笑)
レンズの不調はズームのリングから始まりました。
無理やり回したら変な音がして
リングを回しても反応しなくなりました。
修理費が心配です(笑)
トリカブトも奥が深いですね。
花音痴の私は、花にはいつも悩まされます。
いつもありがとうございます。
バテバテでも絵は確りと見応えのある
絵が多くて素晴らしくて良かったです。
こんばんは。
バテバテでなんとか稜線まで登りました。
私の不調がカメラにもうつったのか
オートフォーカスの調子が悪く
2割程ピンボケ写真になってしまいました。
そんな事なので褒めていただき嬉しいです。
コメントありがとうございます。