山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

政党助成金と離党問題

2012-06-25 | 政治・経済・社会

 民主党中間派のある議員がテレビ取材を受けて、消費税増税に反対するか否かを悩んでいると答えておりました。その理由の中に、反対をして民主党を離れた場合(除名等々の処分を受けてのことかと思われる)には、政党からの金が入ってこなくなることを挙げておりました。

 本音としては分からないこともありませんが、「それを言っちゃオシメーよ!」といったことだと思います。有権者が聞いたらどう思うかすら想像できない議員先生であることを自白しているに等しい発言です。正直といえば正直な方なのでしょうが・・・。

 自分自身の信念より、結局は金が優先するという政治家に、300億円を超える政党助成金なる税金が支払われているのです。何とも嘆かわしいことです。このような政党助成金なるものは即刻廃止すべきです。

 金が貰えなくなるから反対や離党ができないとお考えでしたら、それはそれで結構ですが、既に民心が離れてしまっていることを知るべきでしょう。政党に留まっても、再選される見込みは無きに等しいでしょう。そんなにお金が欲しければ、政党にしがみついて選挙に出馬しないことです。もらえるだけもらって、それを握り締めて引退してください。それが世間への最大の貢献です。

 政党助成金は、このような多くのシロアリ議員を養う餌に成り下がっております。シロアリ議員に、本当にシロアリ退治ができるのか甚だ疑問です。弊害の多い政党助成金に毎年国民一人当たり250円も支払っているかと思うと腹立たしく思います。少なくとも、政党しがみつき議員には支払いたくありません。

※シロアリさんには何の罪もありません。シロアリさんも一所懸命に生きているのです。このようなことにシロアリさんを持ち出したことに深くお詫び申し上げます。ただ、これを言い出したのは私ではありませんので、一言弁明しておきます。