柄にもなく今まで自重しておられたのに、とうとうやっちゃいました。ことの是非はともかく、これでは文科省の面子は丸潰れでしょう。報道によりますと事前に首相や官房長官には通知してあったとか。と言うことは首相周辺が了解したことなのか、それとも田中大臣の暴走かの何れかということでしょう。前者であれば感覚が鈍いとしか言いようがありませんし、後者であれば「野田新改造内閣の顔ぶれ」で指摘していたような事態となるでしょう。もう一人の田中大臣は「国会を開けば終わる民主党」どころか国会召集前に、あえなく撃沈されてしまいました。
何となく訝しく感じるのは、何で今頃田中大臣がこのようなことをなさるのかです。極端な言い方をすれば、大学の設置認可などといったことはどうでも良く、何でも良いから言いがかりをつけるものが偶々この問題であったのではないかと思われます。どなたかと気脈を通じ合っているのか、それともリモコン操作されているのではないかと思えてしまいます。
最初は何時か野田政権の命取りとなる時限爆弾のような存在ではないかと思っておりましたが、今このタイミングでの爆発は、予め内閣に送り込まれた刺客であると考えると何となく合点がいくように思われます。少々妄想が過ぎているかも知れませんが・・・。