平成19年6月17日(日)時々午後から
朝の内は、涼しく、爽やかでしたが、次第に蒸し暑くなりました。
今日午前11時から小倉井筒屋新館9階パステルホールで、
『ぼくのわたしのおとうさん 絵画コンクール』表彰式がありました。
午前9時頃幼稚園を出て、 一緒に小倉北区へ向かいました。
開店時間の10時少し前に到着すると、
もう、既に大勢のお客様が、開店を待っていました。
表彰式の会場に上がる前に、
5階の紳士服売り場に展示されている
特別賞など表彰を受ける主な作品を見て、
余所の学校や幼稚園・保育所のテーマや表現方法や
感性のかがやく作品類を見て、勉強しました。
そのあと、表彰式に参加する子どもたちを待ちました。
ご両親や兄弟、そしてお祖父様・お祖母様も総出で、
「おめでとう!」
「よくがんばってていねいに描けていたね!」
「よかったね!」
「また、他の絵も色々描こうね~」
「きれいな色で、形もよくみて描いて すごいね~!」
「パパにそっくりだね!」
などと、担任の先生やたくさんの人から声をかけられて、
ちょっと照れながら笑顔の
『讀賣新聞社賞』受賞者
年長組の永島ありあ ちゃんでした。
他の賞の受賞者も 5階に展示された多数の絵をみて、
9階で賞状を貰っていました。
いきいきと大好きなお父さんの姿が描かれていて、
親子のふれあいや会話が聞こえてくるようなのびのびした絵が
多数ありました。
貼り絵やコラージュや版画の技法を使った作品もありました。
でも、オーソドックスな描画表現で、
特に線描がいきいき素晴らしいものが、
優秀作品として選ばれている傾向が強く
小学生の絵にありがちな、かっちりとした構図で、
細々詳細に説明的な絵や塗り絵のようにびっちり塗り込めた作品は、
忍耐力が要った割には、評価されていません。
絵画表現は、指導者の指導のあり方が非常に左右して、
子どもの感性を育み表現力を高める上で影響があります。
我々指導者は、常に、謙虚に一人ひとりの子どもと向き合い
その子の個性に合わせた指導方法を探し、指導のあり方を工夫し
楽しみながら、考えながら
子どもが主体的に取り組みやすい環境設定を
配慮しなくてはなりません。
創造的なインスピレーションや
モチベーションを高める意欲的な絵になるよう、
日頃から、細やかな子どもとのコミュニケーションが大事だと痛感します。
勿論、家庭でのふれあいや家族の在り方がそのまま絵に表れがちですから、
よい家族関係であることも、色使いなどに大きく影響するようです。
誰が見ても感動するよい絵は、その環境に左右されて生まれます。