平成21年9月1日(火)
本日、2学期スタート!元気な顔が揃い安心しました。
ですが、
近隣の中学・小学校で新型インフルエンザ罹患者が出ています。
本日、保護者の皆様に宛てて以下の通信を持ち帰っています。
お読み下さい。 新型インフルエンザから子どもたちを守りましょう。
ご協力よろしくお願いいたします。
平成21年9月1日 新型インフルエンザに関する対応について(お願い)
日頃から、本園の運営につきまして、ご協力いただきまして誠にありがとうございます。
さて、現在、国内で流行しています新型インフルエンザに関して保護者のみな様に情報の提供と
ご協力のお願いをさせていただきたく存じます。
新型インフルエンザの患者数は、6月に国内初の患者が確認されて以降、増加をしており、
7月24日現在では、約5,000人に上っています。
本市においても、7月16日に初めての患者が確認され、現在では患者数は、100人を超えています。市内では、
中学校の部活動や保育所、学童保育などにおいて
集団発生が確認されています。
今回の新型インフルエンザは、感染力は強いが毒性は季節性のインフルエンザと同程度とされており、
患者の大半が軽症で回復しているとのことです。しかし、一部の基礎疾患を有する方は、
症状が重症化する事例も報告されており、国内でも初めての死亡者が8月に確認されました。
また、国によると、今秋冬には更なる流行やウイルスの変異の可能性が心配されており、
今まで以上の感染予防が重要となってきます。
幼稚園においても、従来から行ってきた「手洗い・うがいの励行」、
「咳エチケットの徹底」等の指導を充実させてまいりますが、
ご家庭においても保護者の方からお子様に指導していただきますとともに
冷静な対応をお願いいたします。
記
1 ご家庭にお願いしたいこと
(1)日常的な衛生習慣の徹底について
①「手洗い・うがいの励行」
新型インフルエンザに限らず、感染症予防には「手洗い・うがいの励行」が必要であると言われています。
外出からの帰宅後や食事前などに手洗い・うがいを入念に行うようにお子様にご指導をお願いいたします。
②マスクの着用
発熱や咳、くしゃみ等のかぜ症状を生じた場合は、できるだけマスクを着用するようお願いいたします。
③「咳エチケット」の徹底
今回の新型インフルエンザは、咳やくしゃみに含まれる飛沫やウイルスが粘膜に入ることにより
感染すると言われています。
外出先等で、マスクをしていない場合に咳やくしゃみをする時は、人から顔をそむけて
腕で鼻や口を覆うなどウイルスの飛散防止に努めてください。
④十分な睡眠とバランスの良い食事
十分な体力や栄養が不足していると免疫力が低下して、新型インフルエンザ等の
感染症に感染しやすくなると言われています。
お子様に規則正しい生活をご指導ください。
⑤不要不急の外出の自粛
体調が悪い時(発熱などかぜ症状がある場合)は、不要不急の外出を極力避け、
特に人混みには行かないようにお子様にご指導ください。
⑥日常の健康観察
幼稚園でも園児の健康観察は毎日行っていますが、お子様の体調がすぐれない時(発熱など)などは、
ご家庭で検温するなどして健康観察をお願いします。また、お子様に発熱等のかぜ症状がある場合は、
無理な登園は控えるようお願いいたします。
(2)基礎疾患を有するお子様の体調管理や情報のご提供について
今回の新型インフルエンザは、基礎疾患を有する方や幼児が感染すると症状が重症化する可能性があります。
幼稚園においても、十分注意を払ってまいりますが、ご家庭においてもお子様の体調管理に十分ご留意
いただきますようお願いいたします。
2学期は園行事が多いので、幼稚園での生活上でご心配な点がありましたら主治医のご相談の上、
幼稚園にご連絡いただくなど情報のご提供をお願いいたします。