平成20年2月16日(土)
『早春賦』の歌のとおり、「春は名のみ」の日々が続き
最低気温が0℃、最高気温5~6℃でしんしんと底冷えです。
明日も、「晴れのち曇り時々雪」の予報が出ている。
午前中は、「かがやき研究チーム」の資料整理や、
方向性の確認など、集中して捗りました。
さて、
午後3時から 響ホールの
千住真理子バイオリン・リサイタル に誘われました。
千住三兄弟の末っ子、2歳半からバイオリンを始め、
全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。
NHK交響楽団と共演し、12歳でデビュー。
日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。
パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。
慶応義塾大学卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、
1987年ロンドン、1988年ローマデビュー。
国内外での活躍はもちろん、文化大使派遣演奏会として、
ブラジル、チリ、ウルグアイ等で演奏会を行う。
また、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せている。
1993年文化庁「芸術作品賞」、1994年度村松賞、
1995年モービル音楽賞奨励賞各賞受賞。
1999年2月、ニューヨーク・カーネギーホールのウェイル・リサイタルホールにて、
ソロ・リサイタルを開き、大成功を収める。
2000年デビュー25周年記念CDを発売。
著書『聞いて、ヴァイオリンの詩』(時事通信社)を発売。
NHK朝の連続テレビ小説『ほんまもん』の音楽を作曲家で兄千住明氏が担当。
千住真理子が、演奏し、全国で注目を浴びた。
2002年秋、ストラディヴァリウス『デュランティ』との運命的な出会いを果たし、
話題となる。
2003年8月に東芝EMIより移籍第一弾となるCD『カンタービレ』を出し、
高い評価と売れ行きを記録。
2005年は、デビュー30周年を迎え、記念アルバム『愛のコンチェルト』を発売。
2007年1月には新アルバム『ドルチェ』をリリースし、
11月にも名曲を集めたアルバムをリリース。
2008年1月には、全国でプラハ交響楽団と共演、
6月にはドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団とのツアーを予定。
<本日のプログラム>
エストレリータ~小さき星に~(ポンセ)
チャルダッシュ(モンティ)
休憩
愛の悲しみ(クライスラー)
夜想曲第20番 遺作 (ショパン)
風林火山~大河流々 大河ドラマ「風林火山」紀行テーマ曲(千住明)
チゴイネルワイゼン(サラサーテ)
*アンコール*
愛の挨拶(エルガー)
ピアニストは、山洞智さんでした。
4歳からピアノを14歳から作曲を学んだ。
1993年東京藝術大学大学院修了。1990年大学より安宅賞受賞。
1991年第60回日本音楽コンクール作曲部門首位、併せて安田賞受賞。
その後、フランス政府給費学生として渡仏。1997年8月に帰国。
1998年8月には、国際交流基金派遣で、
南米ブラジル、アルゼンチンの各地まで演奏旅行に出かける。
現在、東京芸大、国立音大、東京音大講師。
ヴァイオリンはストラディヴァリウスでした。
300年前に北イタリアの小都市クレモナで制作されました。
工芸品のような趣を持ち、貴重な名器とも呼ばれ、
数少ない現存するストラディヴァリウスの一つ、『デュランティ』と名づけられ
特別な存在です。
音楽は、最近、『音楽療法』とも言われて、心の浄化や、和み、癒しにも
役立てられていて、身体全体を
目には見えない音の振動や反響が、包み込み
リラックスし、心の安定や平安を得られるのです。
彼女のPureな魂にふれました。
いつも思うが、人柄のよさが、そのまま顕れてくる。、
それで、
園のランチルーム給食の時にも、
クラッシックの名曲をBGMで 流しています。
さて、次は、何組? 楽しみです。