平成20年2月11日(火)
久しぶりに、明るい朝。
本日は、「建国記念の日」です。
建国記念の日は、
昭和41年4月6日の法86によって追加された国民の祝日です。
当時、これは戦前の「紀元節」を復活させようとしているのではないか
との 社会党の強烈な反対により
国会でこの祝日の日付を決めることができませんでした。
昔は確かに「紀元節」と呼ばれ、記紀によると
紀元前660年(初代天皇)神武天皇が、
即位したとされる日です。
年間15回ある国民の祝日は、
建国記念の日以外は 祝日法に日付を定めている。
建国記念の日だけは政令で日付を定めて
「建国記念の日は政令で定める日とし、建国をしのび、国を愛する心を養う」
となっている。
又、「建国記念日」ではなく、「建国記念の日」としたのは
建国された日と関係なく、単に建国されたということを記念する日である
という考えによる。
昔は、もれなくどの家の門先にも、日の丸の旗を掲げていた国民の祝日。
今日は、晴天にも関わらず、
国旗を掲揚している家は 近隣でも街中でも殆ど見かけなかった。
さて、私は、日本で生まれ育ち、
日本国民の一人として、自分の祖国
日本が形成された日を祝うのは、素直に 良いことだと考える。
月曜日の朝、にも関わらず、車の交通量が少なくて、
目的地の芦屋船頭町某所には、意外に早くたどり着いた。
同級生が6人 待っていた。
打ち合わせや様々な話し合いが済んで、帰り道には、『芦屋釜の里』へ!
芦屋釜は、
鎌倉時代末頃から制作が始まり、室町時代には、
茶の湯釜の名器として一世を風靡した。
その歴史は、江戸時代初期に終わったと言われていますが、
芸術性、技術力に対する評価は今なお高く、
国の重要文化財に指定されている茶の湯釜9個の内に8個までを
芦屋釜が占めています。
福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿1558-3
(TEL093-223-5881)
『芦屋釜の里』は、公園風の素晴らしい憩いの場所。
http://www.ashiyamachi-fko.ed.jp/kama_sato/kamanosato.html
3月28日(金)・29日(土)は、ここで『春の宵 さくらコンサート』があります。
尺八:山崎箜山(やまさき こうざん)
音楽的領域:尺八で平成18年度北九州市市民文化賞を受賞。.
昭和 35 年 3 月 7 日生まれ(46歳) 島根県出身 小倉南区在住.
都山流尺八を父である二世山崎北山、二世池田静山に師事。
古典本曲を磯玄定(博. 多一朝軒)に師事。
津軽三味線の吉田兄弟の尺八を担当し全国ツアーや海外公演をする。
文部科学大臣賞など多数受賞。 都山流大師範。
ハープ:荒木真子(あらき しんこ)
福岡女学院高校音楽科、 国立音楽大学卒業後、1983年九州交響楽団入団。
オーケストラハープ奏者のかたわら,ソロ,室内楽での演奏活動,
また北九州市立響ホール主催のハープ研究会などで後進の指導にもあたっている.
第一部18:30~19:10 第2部20:00~20:40
曲目:『さくらさくら』『アヴェマリア』『朧月夜』『ハロー・グッドバイ』他
開園:17:30~21:00
会場:芦屋釜の里 大茶室
受付開始:2月20日(水)より
定員:各80名 定員になり次第締め切り
対象:小学生以上
同時開催:歴史の里企画展9:00~21:00
温故知新ーなつかしい芦屋の風景ー
予約問い合わせ:TEL093-223-5881
芦屋釜の里に訪れて、改めて日本の良さをしみじみと感じ、
日本人として生まれたことを嬉しく思い、お抹茶を味わいながら幸せでした。
概して、日本には
建国に関しては、諸外国のような行事や、祝祭の習慣があまりなくて
低調な気がする。
これで良いのでしょうか?
子ども達が、日本人であることに誇りを持てなくて、
自尊感情の欠如が顕著に見られ、学習意欲や向上心も
諸外国とは比べ物にならないほど低下し、問題視されています。
それに、良い意味での郷土愛やお国自慢、平和な時代の
「愛国心」も、いまや風前の灯になってきていないか と、
危惧せざるを得ないような場面に時々直面するのです。
「憲法」や「教育基本法」の中味を変えようという動きがある。
もしかしたら、
「家庭教育基本法」も必要な時代になりつつあるのかもしれない。