緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

第62回運動会は、ゾウチームもクマチームも最高の出来でした

2015年07月21日 14時44分54秒 | 健康な心身・安全対策・sports・医学

平成27年7月19日(日)のち時々のち、夕方は

昨日まで台風の余波で風が強く、どんより曇って時々雨が降っていました。

朝方は23℃位で、日中は28℃、蒸し暑く感じます。

こんな少し鬱陶しい梅雨空の日々ですが、

第62回目の運動会が、本日無事に終わりました。

 

前日まで、かなり雨が降ったり止んだりりましたが、

会場が八幡西区の園の近く北九州市立穴生ドームですから、

全然心配は有りませんでした。

 

前日は、午後1時半から全ての道具類をバスやトラックに積み込み

教職員は、午後4時に仕込みに出かけました。

母の会の役員さんたちやボランティアくださる

運動会サポーターのお父様方も集合し、

手際よく作業を進めて、約2時間で準備万端整いました。

 

運動会本番ですから、朝7時、運転手さんたちが出勤し、

先ず、送迎バスの始業点検。

その後、予定された駐車場2箇所に分かれて、待機。

そのバスに乗務する助手も出勤し、園児一家の送迎を午前8時からスタート。

 

そして、午前8時半、園から出発した道具類の残りや、教職員を乗せたバスは

穴生ドームに到着。

もう、既に、大勢の親子が各入り口に並んで開場を待っている。

 

会場周辺の道路や、数箇所の駐車場では、トラブルやマナー違反は無いか、

ガードマンは契約のとおりに誘導し、スムーズに駐車出来ているか?

見回りしました。一昨年までとは違い、交通渋滞や路駐は無く、

ドーム周辺は静かに人の波が寄せて来ていました。

 

やはり、直前に二回目の試みでしたが、駐車場所をくじ引きにしたのは正解でした。

一家に一台分だけでしたが、くじを引いて頂き、引き当てたその場所の駐車券を

差し上げて、車の前、フロントグラスの中央に提示して駐車場の入り口のガードマンに

確認してもらってから、誘導に従い指定の場所に奥から順に駐車して頂きました。

 

9時少し前~各出入り口のドアを一斉に開場。

ドンドン親子連れで自分達の観覧席の確保。

走って焦らなくても、充分に席は用意されていますから、あわてずに着席頂けました。

私も、9時前に、会場に入り準備の進捗具合を全て点検。

本部席の後方には、お手伝いくださる母の会の役員さんたちと、

サポーター隊の皆様が集合し、最終打ち合わせ。

母の会のM・H会長からも、事故や怪我などが無いよう、また、

最高に子ども達の笑顔が輝く良い思い出の運動会になるように諸注意があり

長濱園長からも、危機管理上のお願いがあり、成功を誓い合いました。

 

続々と子どもたちが園児席に集まり、9時半~ いよいよ運動会開始。

(開会式の様子は、長濱光古 園長 の Facebook にも写真がアップされています。) 

 

園児は、少しずつ各クラス各学年で、

運動会に向けた活動に力が入って、心を合わせて運動遊びに取り組んできました。

 

入梅時で、雨が降ったり止んだりが続いていましたが

お天気の良い日は、園庭で体操をしたり、かけっこしたり、競争したり、

踊ったり、応援したりして、次第に、ルールや約束事を覚えて、

運動遊びを楽しんでいました。

               

年長組は、その他にも、PA鼓隊マーチング(4曲)の表現活動や、

組体操や、親子踊り(2曲)もありました

               

年中組も、年少組も 楽しい親子競技があり『だるま運び』や『的あて』など

簡単な競争遊戯を楽しみました。

全然むつかしくはありません。その場で直ぐ出来て、ほんの少しコツがありました。

 来年も どうぞ お楽しみに!

             

なお、子育て支援2歳児のたんぽぽくらぶも

午前中に 特別参加のプログラムがありました。

体操も 踊りも がんばりました。

2歳児のたんぽぽくらぶも満3歳児たんぽぽ組の園児も 年少組と、一緒に演技しました。

               

 ここのところ 20日間は、大変蒸し暑い毎日でしたが、

熱中症や感染症に気をつけて、ベストコンディションで、

全員元気に運動会に参加出来るようにお祈りしていました。

 無事に運動会が出来て、本当に良かったですね。

 

さて、最近は、急に 気温が上昇し乱高下しています。

 暑がり屋で、汗をたくさんかく子ども達は、頻回に水分補給が必要です。

園では、随時、お茶を飲ませて水分補給しています。

 

ご家庭から 水筒を持たせてくださっていますが、

 中味は、一度沸騰した麦茶を冷やしたものが最適です。

 

牛乳やジュースなどは、絶対に入れて持たせないでください。

また 凍らせたお茶は、 溶けるまで時間がかかりますし、

場合によっては 冷たすぎるものは、幼児には

お腹をこわす原因になることもありますので、好ましくありません。

 

幼児用のお茶は、凍らせるのは止めましょう。

また、飲み方は、直接口をつけてラッパ飲みではなく、

なるべくコップに注いで、

飲むように幼い内から躾けましょう。

 

衛生上からも 雑菌の繁殖を最小に押さえることが出来ますし、

第一、マナー上も、女子は特に行儀の悪い「ラッパ飲み」ではなく、

必ずコップに注いで飲むように

よい習慣を付けてあげましょう。

 

最近は、ペットボトル入りのお茶をそのまま持たせるご家庭もあるようですが、

毎日ですから、値段が高くかさみ経済的ではありませんね。

 

おうちでお湯を沸かし、麦茶を作り、流水で冷やしてから冷蔵庫に入れ

適当に冷やしたものを 水筒に入れて持たせるようおすすめいたします。

 

なお、ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツ飲料を飲ませる方が

健康のために良いと思って、

「生まれて以来、ズーッとその類の飲料を飲ませている。」

(お茶は全然 飲ませていない)というお母様も 以前おられましたが、

乳幼児は、脱水症など特別な状態の時以外は、

そのような飲料の必要はありません。

むしろ場合によっては、良くない場合もあるそうです。

 

  以下、少し スポーツ飲料について、

またお話ししましょう。

  スポーツ飲料は、アルカリ性の飲料水というイメージが強いですが、

実際は体内に入る前は酸性です。

 ヒトの体液に近い組成と浸透圧の生理食塩水(リンゲル液)が、

発汗によって失われた水分を補給するのに効率が良い事は、

旧日本陸軍など様々な研究機関で研究されていました。

 

  アメリカ合衆国では、そうしたリンゲル液を飲みやすい味に仕上げた

スポーツドリンクとして、ゲータレードが商品化されていました。

 

当時、社員がメキシコ出張で水にあたり、入院中に受けた点滴薬から

点滴薬を健康飲料として商品化できないかと模索して商品化したのです。

 

 日本では、大塚製薬が、先鞭を付け研究開発しました。

元々、病院などで使用される点滴用のリンゲル液を手がけていたため、

先行商品であるゲータレードがリンゲル液の組成に近い事を

すぐに調査し、判明させていました。

 また長時間の手術を終えて 疲労した医師が、水分補給にリンゲル液を

飲用している事実もありました。そのため、その自社のリンゲル液を元にして 

開発が進められたのです。

 

 各種イオン濃度は綿密に調整され、ヒトの体液に極めて近い組成及び浸透圧

になっているので「アイソトニック飲料という用語もここから生まれました。

 

  また、先行商品であるゲータレードに対抗するために、

食味の研究も入念に行われ、赤穂塩味饅頭をヒントに

塩味と甘みの絶妙のバランスを図ったのです。

 

無果汁と表記されているが、

苦味を和らげる為に果汁を使用していることが知られており、

グレープフルーツ等少量の果汁が使用され、原材料には「果汁」と

表記されています。

グレープフルーツの他の南方系果汁成分については非公開です)。

なお、果汁5%未満であれば無果汁表記と果汁%表記が選択できるため、

違法ではないが、現在はほとんどの製品が果汁%表記を選択するので、

無果汁???と不思議に思われることが多い。

大塚ベバレジの商品『マッチ』でも同様。)

  「味覚感がない」という理由から飲料水パッケージにはほとんど採用されて

なかった青色を、缶デザインに初めて大々的に取り入れる斬新なデザインで

清涼感を強く打ち出し、後のスポーツ飲料のイメージを決定付けました。

 

さて ポカリスエットの「ポカリ」は、明るく さわやかな響きを持つ言葉として

つけたものなのだそうで、特別な意味はなくて、

「スエット」の方は文字どおりの「汗」の意味で、

体から目に見えて失われる「汗」を表し、訴えることからつけられたそうです。

 

 現在は日本や東南アジアをはじめ、多くの国で発売されているようです。

 

 ただ、アメリカ合衆国(米国)など英語圏の国々では商品名が

「スウェット=汗」(=臭い)を連想させ不快な商品名と指摘されることもあるのです。

つまり「汗」なんかは飲みたくはない… と言うことです。

 

  なお、 ポカリスエットをはじめとするスポーツドリンクは、

注意が必要な時もあるようです。

 

日常生活やスポーツによる喉の渇き・水分補給に最適化された製品ですが、

 嘔吐や下痢を伴うような病的脱水時に、

水やスポーツドリンクを大量に飲用すると、

電解質濃度が低いことに起因する低ナトリウム血症から

水中毒引き起こす危険があるので注意を要し、

特に乳幼児の場合その危険性が高いと言われています。

 

 病的な脱水時には、医師や薬剤師、看護師、管理栄養士の指導の下、

経口補水塩を用いるべきと、いわれています。

 

 余談ですが、俳優の故石原裕次郎さんが1981年に心臓の手術を受けた後、

「喉が渇いている、ポカリスエットが飲みたい。」

筆談にて懇願し、兄の慎太郎さんが記者たちの前でそのことを口にしたところ、

その日からポカリスエットの売上が急増し、

大塚製薬からはトラック1台分のポカリスエットが病院に届けられ、

兄の家には数ケース分のポカリスエットが届けられたという。

 

これが縁となってか、大塚製薬は

「21世紀の石原裕次郎を探せ!」の

オーディションの冠スポンサーを務めることになったそうです。

 

 沢山汗をかくとき、

どうしてスポーツドリンクを飲むのが良いのか?

繰り返しますが、

汗をたくさんかくと、汗に含まれる水分・塩分・ミネラル分が

身体の外に流れ出てしまいます。

これを効率よく補強するために、水分・塩分・ミネラル分が

適度に含まれているスポーツドリンクを飲むのが良い、と言われています。

 

しかし、スポーツドリンクは、実は、糖度が高いため、

家庭内で運動をしていない状態で、水代わりに大量に飲むのは良くない

という意見もあります。

 

また、繰り返しますが、

乳幼児にとってはスポーツドリンクは適さないので

乳幼児専用の飲み物(麦茶)を用意したほうがよい、

とも言われています。


また、熱中症は水分・塩分・ミネラルが足りないと起こりやすいけれど、だからといって、

大人でもスポーツドリンクをガブガブ飲むのは、糖分が多いから特に成人病や

メタボを気にする方々には、糖分の摂りすぎにもなる恐れがあり 好ましくないですね

やはり麦茶が、一番安心して大人も子どもも 愛飲できる水分補給方法ですね。

 

サア、蒸し暑い夏を元気にすごしましょう。

 

楽しい運動会でした!

 ぞうチームもくまチームも よく がんばりました!

 

                 

                 


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