緑ヶ丘・第二幼稚園 最新かがやき日記

緑ヶ丘・第二幼稚園のかがやく子ども達の成長を見守り、親も教師も園長も子どもに負けず共に成長する日々を綴った日記です。

バンクーバーオリンピック開会

2010年02月13日 16時05分19秒 | 健康な心身・安全対策・sports・医学

平成22年2月13日(土)

 <バンクーバー五輪>

バンクーバー五輪の会場は、カナダ最西端にあるブリティッシュ・コロンビア(BC)州の太平洋岸の都市バンクーバーとロッキー山脈にあるリゾート地ウィスラーです。

バンクーバー中心部とウィスラーは約120キロある。日本との時差はマイナス17時間、成田からバンクーバー国際空港へは直行便で約9時間。

州の面積は日本の約2.5倍、人口は約440万人(08年12月現在)。太平洋岸から高さ4663メートルのフェアウェザー・マウンテンまで、多種多様な自然を抱えている。

「先住民の参加色濃く 差別超え 開会式」(毎日新聞) 2/13 と紹介された。

開会式のイベントで披露される先住民族たちの踊り=カナダ・バンクーバーのBCプレースで2010年2月12日午後6時20分、石井諭撮影
開会式のイベントで披露される先住民族たちの踊り=カナダ・バンクーバーのBCプレースで2010年2月12日午後6時20分、石井諭撮影
 長く苦難の歴史を歩んできた先住民たちにスポットライトが当たったのです。
カナダで22年ぶりとなる第21回冬季五輪バンクーバー大会は
バンクーバー市内のドーム競技場、BCプレースで12日夜(日本時間13日午前11時)に、開幕!
 
史上最多の82カ国・地域から選手約2600人が参加し、7競技、史上最多の86種目で熱戦が繰り広げられる。
史上初となる屋内での式典は、大会の理念となる先住民の参加を色濃く出した内容でした。

 開会式は、過去20回の冬季五輪開催地の紹介から始まった。
その歴史が「2010年バンクーバー」にたどり着くと、会場内に花火が上がり、
場内に設置されたジャンプ台を滑り降りてきたスノーボーダーが、
巨大な五輪マークをくぐり抜けて着地。
カナダ国旗が入場し、国内で人気の少女歌手ニッキ・ヤノフスキーさん(16)が国歌を歌い上げた。

 会場の中央には4本の巨大なトーテムポールが起き上がる。
競技会場の周辺を居住区とし、大会ホストとして準備を進めてきたリリワット、マスクエアム、スコーミッシュ、ツレイル・ウォウトゥスの先住民4部族が民族衣装で踊りを披露しながら入場した。 
 多民族国家カナダでの五輪は、1976年モントリオール夏季大会、88年カルガリー冬季大会に続いて3度目。
開会式では、四つの先住民グループの代表が登場し、舞踏など独自の文化を紹介、多様性をアピール。

 カナダの先住民は、19世紀に進出してきた英国とフランスなど欧州各国の支配のもとで差別を受け、今も失業率は高い。
しかし、大会を通じて先住民の施設整備など関連事業に約1億5000万カナダドル(約127億5000万円)が投資され、暮らしぶりは改善されてきた。
 
五輪組織委員会とともに大会準備にあたった4先住民協会のテワニー・ジョセフ最高経営責任者は「恥辱にまみれた歴史だったが、五輪に一般のカナダ人とともに取り組んだことは新たな希望をもたらしてくれた」と語る。
 
入場行進を歓迎していた先住民たちの表情は「With Glowing Hearts(輝く心とともに)」の大会スローガンを象徴するかのように輝いていた。

 入場行進は、五輪発祥国ギリシャを先頭に、日本はアルファベット順で43番目。日本は5度目の五輪出場となるスピードスケート女子の38歳、旗手の岡崎朋美選手(富士急)を先頭に入場。選手たちは日本とカナダの小さな国旗を振って、観衆の声援に応えた。
 韓国、北朝鮮による合同行進は2年前の北京五輪に続き実現しなかった。
最後に登場するカナダは、自国開催で初となる悲願の金メダル獲得に挑む。

 また、この日の午前中にリュージュの男子選手が公式練習中の事故で亡くなったグルジアは30番目に登場したが、選手や役員たちは右腕に喪章、国旗にも黒いリボンを下げ、沈痛な面持ち。国際オリンピック委員会のロゲ会長をはじめ、スタンド中の観客が立ち上がって哀悼の思いを伝えた。会場の外にはカナダ国旗と五輪旗の半旗も掲げられた。

 12日午前には開会式に先立ってノルディックスキー・ジャンプのノーマルヒル予選を行い、日本勢は伊東大貴、栃本翔平(以上雪印)、葛西紀明(土屋ホーム)、竹内択(北野建設)の4人全員が13日の本戦に進んだ。
 
(以下はテレビを観ながら実況中継です。)
 
選手団の入場後の歓迎は、まず『バング ザ ドラム』の曲でスタート!
中央部には先住民の民族衣装に身を包んだ一団が
最初から1時間以上リズミカルな踊りを踊り盛り上げている。
 
観客席にも8角形の箱型のドラムが配られていて、徐々に歓迎の塔が倒れる中
55000個のペンライトが客席で揺れています。
 
第一幕は、カナダを舞台にした歴史の表現、雪が降ってきました。
真っ白な衣装に身を包んだ人たちが雪と獣の大地に移り住んで
厳しい暮らしをスタート。人々の結びつきを強めた。
絆を現す光は、夜空に…オーロラとなりました。
 
そして夜空にはホワイトバッファロー、わし、などの星座があらわれて
人々が集まった中、巨大な光の熊が二本足で立っている。
次の瞬間に大地が割れて流氷の上。人々は逃げ惑う。
一面、海になってしまい潮吹く シャチが群れを成してあらわれた。
次には赤い鮭の群れが、川を上っていく。その川は、トーテムポールとなりました。
 
次の瞬間、トーテムポールは、大きな緑の樹へ…聖なる木立へと
アルバータバレー団のダンスが樹下で繰り広げられる。 
日本人服部有吉さんは振り付けもして活躍。
他に本間あさかさん、近藤まりこさん、皆川さんの3人の日本人も踊って活躍。
歌はカナダ随一のシンガーソングライターの女性の歌。
 
光と照明の芸術的な演出効果。
ダンサーの半数?は宙吊りに天上世界へ、
そして夜空には月が浮かび
カナダの昔話 「空とぶカヌー」に乗ったバイオリニストの演奏。
次第に地上は秋に変化。ハープと歌。『ヂ オールド ウェイ』
天上からメープルリーフがドンドン降ってきて、
フロアもステージも真っ赤なメープル一色にそまり、
多数のバイオリニストが、開拓民の収穫祭を表現し
フォーク調の赤を基調にしたチェックの衣装で
演奏しながら元気に踊って、
次にはステージ中央の一番上でも、タップダンスが始まった。
下のステージでもそれに呼応してタップダンスと、バイオリンの競演。
 
次の場面はブルー基調に変わり、中央部に少年が一人立っている。
人気の小説を題材に『青春の光と影』の歌が流れて、少年は駆けて空を舞う!
少年が降り立つと、そこは、黄金色の草原となり、
また何度も空を舞っては降り、そのたびにブルーの床は黄色っぽい草原へ
少年は、客席の方まで飛び回る。
どこもかしこも麦畑?と思ったら嵐がやってきた。
 
稲妻がとどろき、場内の雰囲気は一転し、少年は身をすくめって
観客もペンライトを振り稲妻を…「探求のきわみ」へ…中央に山が現れ
真っ白いカナディアンロッキーを
全身赤い衣装のスキーヤーやスノーボードに乗った人が
宙を舞いながら滑っているかのように…
その山を背景に様々な競技種目の動画が次々と映し出されて、
フロアにはアイススケーターが現れ、2重円を描いて 
その身体には、両サイドに白と赤のライトを光らせて滑っている。
 
バイオリニストの次に、
中央に詩人が現れて朗詠。
「私たちの国はまだ若い。この国は一枚の織物のようなものだ。
文化の多様性。色々なものが織り込まれて国を形成している…、」
カナダの人々へカナダの可能性を、更なる前進を訴えて力強いメッセージを送った。
 
聖火の登場間近。
聖火は、昨日市内に着き、カナダらしい独特の運び方で12000人が運び
会場に間もなく到着予定。
 
 その前に、大会組織委員会のジョン・ファーロング最高経営責任者(CEO)、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が黒いスーツで黒いネクタイでスピーチし、カナダのミカエル・ジャン総督(女性)が開会宣言。
 
「全員が多くの子どもたちのお手本であり、ヒーローであり、チャンオピオンです。
史上最高の巨人、…平和・癒し・団結・寛容、…オリンピック精神を意識し闘ってください。皆によいインスピレーションを与える希望の灯り。オリンピックという魔法は国を超えて…やさしい心の国カナダで歓迎です、 一生忘れられない思い出を…心が燃えて最高に輝きです。皆さんの最高の時を祈ります…THANK YOU ALL!」
 また「環境に配慮した五輪」を掲げ、五輪開催で排出される約30万トンの温室効果ガスを相殺して「カーボンニュートラル(排出量実質ゼロ)」を目指す。…」
 
 「ソング オブ ピース」『ハレルヤ』の歌を歌うのは真っ白な衣装の男性歌手。
会場に光が広がり、観客席もペンライトが揺れ平和を祈るプログラムへ。
床から鳩のような形が羽ばたいて天へ飛び立った。
 
次は、オリンピック旗の入場。厳粛に掲揚。
アフロヘアでゴールドのドレスのソプラノ歌手の歌う力強い『オリンピック讃歌』。
 
午前中の練習中に亡くなったグルジアのリュージュの選手のために半旗が掲げられ
皆、静かに黙祷。
選手宣誓は、女子ホッケー選手。審判宣誓。
 
真っ黒なスーツ姿のカナダ歌手♪『より高くより遠くへ』フランス語で歌われました。
その間、中央部の床には、フランス語のメッセージ。
 
いよいよ聖火の登場!♪『輝ける心を持って』の演奏後
車椅子のシルエット姿の男性から女性へバトンタッチ。
第三走者はプロバスケ選手。第四走者は女性アスリート。
第五は超人気のアイスホッケー選手。
また,
柱が3本立ち上がってきた。中央からも氷のようなクリスタルのような聖火台!
その5人が持つトーチから点火され17日間灯されます。
 
次の瞬間会場の外にはぐるりと囲むように花火が上がりました。
開会式は三時間余りありました。
フレツキー選手の持つ聖火トーチは、VIP席の横から外へ。
 
カナダの多様性を現した素晴しい開会式でした。
選手の皆様のベストを尽くした健闘をお祈りしたいですね。
 
明日は、上村愛子さんにメダルの期待が高まっていますが、
フリースタイルスキー・モーグルに出場する
村田愛里咲選手のことを紹介します。
 
村田愛里咲(むらたありさ)選手(19)北翔大(北海道)1年は
1月25日午前、北九州市市役所を訪れ、北橋健治市長に五輪出場を報告。
「金メダルが小学6年からの夢だった。(初めての五輪で)100%の力を発揮できるよう頑張りたい」と抱負を語った。

村田選手は同市若松区の洞北中1年生の時からモーグルを始め、

札幌市の北海道尚志学園高校に進学。

17歳の時に全日本選手権で上村愛子選手らを破り初優勝した。

同市役所で村田選手は「モーグルが大好きで常に楽しく滑っている。調子はばっちりです」と話し、北橋市長は「五輪を大いに盛り上げてほしい」とエールを送った。

村田選手は続いて県庁に麻生渡知事を訪問し、「県出身選手が冬季五輪の代表になるのは珍しく、存分の力を発揮してください」と激励された。

午後は洞北中での壮行会に出席した。

女子モーグルは予選、決勝ともに2月13日(日本時間2月14日)に行われる。

その強さの秘密は?

お茶目な性格、身長151センチメートル。愛くるしい村田愛里咲選手。

人呼んで「コブの上のポニョ」。モーグルの先輩、上村愛子選手が名づけ親です。

九州出身の選手としては、初めてスキーでオリンピックの代表入りを果たした村田選手がスキーと出会ったのは、6歳のとき。スキー検定1級の叔父(中田)さんにスキーに連れて行ってもらったのがきっかけでした。

ところが、初めは好きではなかったスキーも、「モーグル」との出会いで一変。

「モーグル」に心を奪われた村田選手は、力を入れるため北海道の高校に進学。

瞬く間にトップクラスまで上りつめ、2008年には、全日本選手権で上村愛子選手らを破る快挙も成し遂げ、一気に日本のスターダムにのし上がりました。

そんな村田選手の最大の武器は、「エア」と呼ばれるジャンプ。中学1年生の時には、既に、「バックフリップ」という技をマスター。さらに、08年の世界選手権では、女子では初めて、「フルツイスト」と呼ばれる大技も成功させました。

村田選手は、週2回、トランポリンスクールで、兄弟と共に技の習得に励んでいたと言います。「モーグル」に魅了され、「モーグル」に捧げてきた7年。

憧れ続けた夢舞台で、ついに期待の新星がベールを脱ぎます。注目の女子フリースタイルスキー・モーグルは、明日。日本時間14日の午前9時からです。

皆様、応援をよろしくお願いします。 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 設置者・園長研修会 | トップ |  スピードスケート男子500メ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
村田愛里咲さんファイト! (オリンピックファン)
2010-02-13 18:35:31
1月のジョエル・アソグバ先生のお話を思い出しました。
多民族多文化国家カナダのオリンピック、開会式も先住民族をとても尊重していることがわかりました。
バンクーバー在住の日本人もすごく多いそうですが、現地には到底行って応援できないので、明日は、テレビでモーグルの村田愛里咲さんに注目して応援いたしますよ。
真央ちゃんも頑張れ!
返信する
トランポリンで鍛えた!? (ダイエットママ)
2010-02-13 19:07:17
色々と調べてみたら、トランポリンは全身の筋肉を使う健康的なスポーツなので5~6分跳ぶと、1kmジョギングしたのと同じ効果があるそうです。
トランポリンから伝えられる振動が体の筋肉の隅々まで伝わるため、筋肉は偏りなく鍛えあげられ膝のばね、バランス感覚を身につけることができ、ダイエットにも大変有効だそうです。
子どもたちもトランポリンが大好きなので、今後はもう少し奨励し、私もトランポリンダイエットに挑戦してみようと思っています。
明日は上村愛子さんにメダルを期待しています。
村田愛里咲さん思い切ってベストを尽くしてね!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

健康な心身・安全対策・sports・医学」カテゴリの最新記事